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2005.09.17 

山本弘「ソード・ワールドノベル サーラの冒険5 幸せをつかみたい!」


故郷に近い森の中で、焚き火を前にしていると、サーラにはどうしても家出した夜のことが思い出されてしまう。あの時は道から少しはずれた森の中で野宿したのだが、追っ手に見付かるのを恐れ、火も焚けなかった。(P83より)

前作から10年。待ちに待った新刊がついに出ました。長かったなー。
ハドリー村の少年サーラはいじめられっ子。女の子の様に可愛い風貌と名前で毎日からかわれている。そんなつらい毎日に変化をもたらしたのは、ある日村に立ち寄った冒険者達だった。キマイラ退治に雇われた荒くれ者達の弱みを偶然握ったサーラは、秘密をバラさない代わりに自分もキマイラ退治に同行させるよう持ちかけるが・・・。
イメージイラストは10年前と同じくベタの魔術師幻超二。新刊だけでなく既刊全てに乙一のオビまで付いて、さながら10年振りの祭りの模様です。何も変わってないという事はファンにとって重要な事ですね。嬉しいよ。勇者に憧れ冒険者となった少年サーラ。今回彼が出会うのは殺しの手応え。夢の残骸。裏切り。そして永遠の別れ。
自分もサーラになりきって読み耽ったこのシリーズも大人になった今、以前と違う視点が・・・って全然そんな事ありませんね。やっぱり読んでる最中はサーラになってしまいます。派手な展開はありませんが、サーラを見守る視点の温かさがグッと来ます。ソードワールドの枠組みで語るのがもったいないクオリティの良質ジュブナイルと言えるでしょう。
作者によると最終巻は1年お待たせしないとの事(あとがきより)。ああ、待ち遠しい。

もう富士見ファンタジアで心残りなのはろくごまるにの復帰だけ。私は死ぬほどあなたの文章が読みたい。(追伸:願いは叶いました
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