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2005.10.29 

麻宮騎亜「JUNK Record Of The Last Hero」3巻


「もし・・・もし誘拐なら犯人を・・・この手でバラバラに引き裂いて・・・生きたまま地獄に送ってやる」(P107より)

1,2巻は貰い物だったけど面白かったので3巻は購入。涼子が可哀想で読んでられない・・・。
ひきこもりの高校生、結城比呂はある日ネットで募集をしていた体験モニターに応募する。当選後に送られて来たのはバトルスーツを装着するためのツールだった。凄まじい力を得た比呂は気の向くままに力を振るい始める。
今まで麻宮騎亜の作品でピンとくるものはありませんでしたが、これはきました。単に変身ヒーローものが好きなだけかもしれません。「ウイングマン」とか「ガイバー」とか好きだし。自分をいじめた同級生は病院送り、変身時間オーバーで両親を死なし、ネットに悪口を書き込んだ奴を探し出して仕返し。幼馴染の母親と寝て、好きなアイドルのストーカー相手に大立ち回り。主人公の行為はどうにもヒーローっぽくありませんが妙なリアリティがあります。「お前らがヒーローになったってこんなもんだろ?」と読者に言っているような。戦うべき敵も、守るべき仲間も、規範すらも無いヒーロー像はなかなか斬新。登場人物は比呂を追い詰めようとする刑事ですら私怨で動いていて(コンビニ強盗していた弟が比呂にボコボコにされた)どこまでも暗澹とした気分にさせられます。JUNKスーツのデザインに出渕裕。往年のオタクには嬉しい名前。
そういえばアメコミヒーローに変身ヒーローっていませんね。大体みんな「元から強くて」「仮面は匿名性(もしくは趣味)」の為だし。パワースーツでアイアンマンがようやく引っ掛かる位かな。日本の場合は「望んでないのに」「超パワーのスーツを手に入れてしまう」感じ。この違いは何だろう。
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