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2014.07.01 

弐瓶勉「シドニアの騎士」1~12巻

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「僕はガウナを見るたびにいつも思うんですよ 人間は生物としての在り方を変えなければいけないと」(6巻P18より)

「BLAME!」の弐瓶勉によるSFロボット作品。単行本は12巻まで刊行、現在も月刊アフタヌーンで連載中。2014年4~6月まで全12話でTVアニメ化、只今アニメ第二期も準備中。
人知れず地下で暮らしていた谷風長道(ながて)は尽きてしまった食料を求め、亡き祖父の遺言を破り地上へ上ることを決意する。即座に捕縛、拘束された長道はそこがシドニアという殖民宇宙船の中であることを知る。保護者に名乗りを上げた小林艦長の推薦の元、長道は人型兵器衛人のパイロットとして訓練を受けることになったが・・・。
たーがーためにー われはゆく~♪ 毎週とても楽しみにしていたアニメ版が終わってしまってえ?え?この先どうなるの?というか無茶苦茶話端折ってない?といかんともしがたい心持ちになってしまったので先程単行本大人買いして来ました。BLAME連載時はこのマンガ気持ち悪いなー早く終わってくれないかなー(すみません)などと思っていたのが嘘の様に読み耽っております。アニメもいいけど原作も抜群に面白いですわ。どこか加藤直之をホーフツとさせるハヤカワ古典SFの香りをベースに、トップをねらえ!の世界感や絶望感、スターウォーズのチーム感やスピード感。ナウシカやラピュタのような粘菌、構造物っぽさ、火の鳥を髣髴とさせる生命倫理観、タイトーやアイレムのシューティングを思わせる機体デザインや設定、オバケのQ太郎の如きハラペコさなど、思いつく限り既存のタイトルをべらべら並べ立ててみましたが純然たるオリジナルとして素晴らしいクオリティだと思います。ロボでSFで敵はグロテスクな不定形で・・・単語だけ切り出すと全くウケるような要素は無さそうなのに、まだこういう作品が受け入れられる素地はあるのですね。作者や連載誌の他、この作品を受け入れ育ててきたファンに感謝した気分です。非常に深刻極まりないストーリーにも関わらず長道周りのハーレム的と言うか、ラブコメ的な描写が多くて読んでて不思議と和んでしまうのが面白いですね。男女キャラクター皆に独特な愛嬌があります。

関連リンク:NIVIN 弐瓶勉 - Twitter


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