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2012.11.11 

キリンジ「SUPER VIEW」


暴れる丘を蹴って 死んだふりをした昨日は振り返るな
さぁ 疾走しろ もういちど 鬣(たてがみ)を燃やして(track3.荊にくちづけを)


堀込兄弟のポップユニット、キリンジの2年ぶり9枚目のオリジナルアルバム。配信限定シングル「祈れ呪うな」「涙にあきたら」を含む9曲入り46分。
待ちかねたニューアルバム来ました。来春にはもう一枚、実質のラストアルバムを出して全国ツアー2013を回り、ツアー終了と同時に泰行さんがキリンジ脱退というスケジュールになるようです。キリンジの解散は残念ではありますが、セルフプロデュース作からソロの音源、他アーティストへの提供曲に至るまでずっと愛聴してきた身からすると、驚きよりはああなるほどという想いの方が強いです。ボイエンシーは特に兄色が強かったもんなあ。泰行さんの求める楽曲のシンプルさと兄樹の繊細なこだわりアレンジは、なかなか折り合いをつけるのが難しいところまで来てたのかもしれません。これでお互い離れて別々の個性を発揮して、いつかまた一緒にプレイする日が来るといいなあと願ってやみません。では一通り聴き飛ばした印象など。
1.早春 アルバム後半を思わせるテンションとbpmで始まる1曲目。アルバムのラス前位に入ってても違和感ありません。でもwake upー!wake upー!の盛り上がりが非常にカッコイイ。2.TREKKING SONG 夏の光は曲調があまりに陽気過ぎて好きになれませんでしたが、この曲は明るさ全開の中にもキリンジ節がしっかり健在な感じ。好き。3.荊(いばら)にくちづけを メロも歌詞も純正馬の骨なロックミュージック。「TREKKING SONG」と「涙にあきたら」に挟まれているせいでどうもコーラスとギターのアレンジが荒れてるように聴こえてしまう。今回一曲も共作の無い(作詞作曲的な意味で)アルバムの中"faraway"という共通の単語がやけに印象に残ります。4.涙にあきたら シングルとして聴いた時はそんなでもなかったけど、凄くいい曲ですねこれ。やっぱりポップソングは気持ちいいコーラスがあってこそだな!と再認識させてくれます。5.いつも可愛い どこかで聞いた様なプリセットのリズムも楽しいソウルナンバー。「可愛いベイビー」を狙ったというわけでもないでしょうが、どうも頭にチラついてしまいます。溺愛子育てソングと思いきや、後手でスイッチ切るベイビーはいないよなあと考え直したり。ラストのシャウトとかオムツ開いてビビる兄ちゃんの姿が浮かんでくるんですけどね。6.今日の歌 馬の骨以降のヤスメロの集大成というか手癖大集合というか。ここからどう抜け出して新しい音を見つけていくかが今後の馬の骨の指標となるのでしょう。7.祈れ呪うな 言うこと無いですね。この曲が入っているアルバムということに価値が生まれる一曲だと思う。8.バターのように 「アンモナイトの歌」を引き継ぐ舟漕ぎソング。あーアルバムが終わるーという感じ。9.竜(たつ)の子 アルバムラストを飾る泰行さんのバラードソングということで「カウガール」な位置づけですが、70年代ロックが泰行さんのルーツミュージックに近いのかな。イーグルスぐらいしか知りませんけど。
ジャケットはもうお馴染みの兄弟顔面デザイン。兄が弟を見下ろす感じが感じ悪いので逆の方が良かったかな。歌詞カード内デザインは懐かしめのサイケ調コラージュで泰行さんの意向が尊重されてるみたいです。

関連記事:キリンジ 9thアルバム『SUPER VIEW』オフィシャルインタビュー - 日本コロムビア
過去記事:キリンジ「祈れ呪うな」
キリンジ「ボイエンシー」
キリンジ「7」
キリンジ「DODECAGON」


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