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2012.10.04 

極私的ボカロ良曲集(2012年版)

vocalobest2012.jpg

2012年は間違いなく世間一般における初音ミクのブレイクの年と言えるでしょう。各種メディアの取り扱いもようやく否定的な色合いが薄れ、コンビニ、レコード店、本屋など街へ出ればイヤでもミクのイラストやボカロの歌声を見聞きする程になりました。キャラ人気も浸透してコスプレとしてのクリプトンファミリーも定番化、人気のあるボカロPは大抵メジャーデビューして、ようやくボカロブームも落ち着いてきたかなといった感じですね。さて今年もニコ動に発表されたボカロ曲の中からお気に入りの曲を選んでみました。去年まではポップソングがそこら中に溢れかえっていたので選曲するのも迷ったり悩んだり嬉しい悲鳴で大変だったのですが、今年のボカロシーンはちょっとポップス控えめな感じで少し寂しい。しかも追っかけていた大好きなボカロPも何人か活動休止&引退してしまったりと、4年に渡って続けてきたこのボカロ良曲集も本年で終わりかな、などと感慨深く思ったりなんかしちゃったりして。嘘です。残りの三か月分はおいおい追加していくつもり。

過去記事:極私的ボカロ良曲100選(2007~09年)
極私的ボカロ良曲集(2010年版)
極私的ボカロ良曲集(2011年版)
2013個人的ボカロベスト(ポップス寄り)


曲名あいうえお順、敬称略です。


MCI_Errorさんのプログレ四部作の二作目、三拍子を基調とした北欧系の民族調ソング。海外製の男性ボカロOliverを使用した英語歌詞、9分強の力作です。


不思議な音色のエレクトロニカを紡ぎ出すつきなさんのニコニコ投稿15作目、ジャズオルガンの音色が印象的なミクポップ。歌詞はimosukeさん。私の好きな音てんこ盛りのフェイバリットソング。好きだ。


ボカロレゲエの伝道師たかまっとさんの爽やかなポップソング。レゲエは私ちょっと苦手な曲調なんですが、この曲はポップスとうまく融合していて苦手意識を感じさせません。沖縄民謡っぽいテイストと合いの手も凄く楽しい。


2010年のメランコリックが再生数ダブルミリオン入り、近年はアニメの主題歌も手掛ける人気ボカロPJunkyさんの超キュートなポップロック。テンポのいいオケに、これまた弾むような楽しい歌詞がリズミカルに乗っかったナンバーです。この曲を使用したスニフ式モデルを使ったMMD作品(ニコニコ動画)も絵本風でとても素敵なのでオススメ。


keenoさんの処女作にしてボカロ殿堂入りのロックバラードを、れるりりさんが見事な冨田恵一風ソフトロックに仕上げた傑作アレンジ。要所のフルート、絡みつくベースラインがたまらないです。延々リピートしちゃう。


カヒミ・カリィ辺りのの渋谷系を思わせる音作りをするボカロP、素粒子49さんのボカロオリジナル2作目のギターポップ。とっ散らかった様で整然としたリズムは、フラットでどこかラップ的なりおんの歌の節と相まって独自な音世界を醸し出しています。


OSTER_projectの殿堂入りジャズナンバーを歌い手の砂ゥさんが歌ってみたもの。砂ゥさんの歌唱法とも相まって楽曲のエゴラッピンっぽさが強調されてますね。楽曲と歌声がお互いに良さを高め合ってベストパートナーな感じです。


ピアノ逆回転などサウンドコラージュも楽しい、えのやっくさんのポストロック的エレクトロニカ。アニソン風の初投稿作からは考えられない程クラブ寄りなアプローチが面白い。うねるリズムとグルーブにポップなサビが効いています。


スティービー・ワンダーを髣髴させるイカしたイントロで陥落するたーPの渾身のファンクロック。自信過剰の男が突然彼女にフラれた青天の霹靂を歌った歌詞もコミカルでカッコイイ。


りっきーPと平和Pによるユニット、かしわもちによるストリングスの効いた王道バラード曲。冨田ラボを思わせる要所のギターとコーラスアレンジが素晴らしい。


演奏してみたカテゴリの人気ベーシスト、パピヨン誠のボカロオリジナル3作目。フュージョン的音作りの歌謡ロックです。非常に凝ったコード展開に十八番のギタープレイが相まって良い雰囲気出してます。


新人ボカロP、100回嘔吐さんのボカロオリジナル2作目はフナコシPを髣髴とさせる軽快なポップロック。ネオ渋谷系の系譜を感じさせる音作りが凄くイイです。


niki作品のカバーでボカロファンの度肝を抜いた波音リツキレ音源。これはゆにPのミク曲のキレ音源カバーを本人が再度ミックスしたもの。ミクver.ではオケの迫力に若干負けていたボカロ音声が、ここではしっかりと伴奏と渡り合っています。リツの抜けのいい低音は聴き応えがありますね。


れるりりさんによる発売直前のVOCALOID3エンジン版Lilyを使用したデモソング。aikoを古内東子風オケにアレンジしたようなしっとりAORです。カラオケで歌いやすいのもイイ。れるりりさんも人が歌うことを想定したメロディ作りを心掛けているボカロPの一人だと感じます。

 

プログレッシブな展開のピアノ曲を多数発表しているボカロP、まももさんのピアノバラード。自然に囲まれて育った子供時代を懐かしみつつ、変貌した現在と未来に横たわる底知れない恐怖と不安を歌い上げています。311以降の夏ソングとして大きな意味を持つ楽曲。綺麗なだけじゃない重さがあります。


新生活の始まりに引越しはつきもの。そんな面倒な人生の恒例行事をどこかドライに歌った漂流硝子さんのピアノソング。あまり主張しない控えめな、しかし凝ったコードの美しい旋律に聴き惚れます。


80年代後半のエピックソニー系を思わせるクオリティの高い楽曲を発表しているとかげさんの4曲目。ゴスペル調の曲自体は2分ちょいから終わりが見えるんですが、その後3分近くに渡って怒涛のエンディングが続きます。これでもかといわんばかりの転調と様々なアウトロバリエーションで引っ張る引っ張る。まだか、まだか、まだ終わんねぇのかー!と言いたくなること請け合いです。


普段は踊ってみたで活躍している家畜王さんのエレクトロニカ。環境音やSE(効果音)を多用した音のコラージュがキュートでポップにまとまっていて気持ちいいです。聴いてて楽しい。


100回嘔吐さんのボカロオリジナル4作目のポップソング。イントロ、Aメロ、サビ等々どこを取ってもキャッチーなポップセンスが溢れ出してます。メロディの展開も面白いし間奏のオルガンも凄くイイ。


主にルカを使用したオルタナサウンドを発表しているkouさんの投稿15作目、切ないロックバラード。ルカの歌声がオケにガッチリ絡んで雰囲気出ています。


hikikomorio


紫ハズレさんのボカロオリジナル処女作のバラードロック。シンプルな中に骨太なロックテイストが感じられて凄く良いです。特にベースラインがとても心地いい。


100回嘔吐さんのボカロオリジナル3作目。弾むようなリズムと軽快なピアノが印象的なポップソングです。100回嘔吐さんの歌詞はただ呟いてるだけの文章を無理矢理メロディに乗せたようにも聴こえたりして、でもそれが絶妙に曲のテンポとか展開にハマっていて楽しいのです。


あべすけさんによるゼロ年代アニソンを思わせるポップロック。


蜻蛉さんのボカロオリジナル23作目、どこか寂しげなギターバラッド。歌詞はfさん。


硝子ウールさんのボカロオリジナル6曲目、ジャジーな歌謡ポップ。いろんなジャンルの混ざり合ったクロスオーバーな音作りがたまらなく魅力的です。


betchaさんのボカロオリジナル処女作のネオアコ風ギターポップ。在りし日の渋谷系を思わせる軽快なテンポとメロが素晴らしい。betchaさんのこの曲が気に入ったら他の曲も期待に違わぬクオリティです。


処女作から非常に完成度の高いポップスを発表しているご隠居さんの、オリジナルUTAUソング2作目。コンテンポラリージャズを思わせる凝りまくったメロとオケに圧倒されます。そして毎度テトの調声もイイ。できれば全部生音で聴いてみたい。


sleeplessさんのボカロオリジナル8作目は凝ったオケのニューミュージック風歌謡ポップス。作詞はトドロキさん。もうメジャーの音楽シーンからはすっかり失われた感のある、こういう影のある(火サスのエンディング的な)歌謡曲テイストが2010年代に聴けるというのは、非常に幸福なことだと思うのです。


歌い手に愛されるボーカロイドの名曲をいくつも発表してきた実力派P、におさんのジャジーなR&B曲をリミットさんが歌ってみたもの。この曲の世界観にマッチした艶っぽい歌声なのです。高音の伸びもすごい。


新曲を発表する度に私の様な80年代好きのツボを突きまくるボカロP、Taskさんのボカロオリジナル10作目はアップテンポのマイナー系ポップロック。もう俺の為に作られたんじゃないとか思うほど完璧な楽曲なンです。文句無し。


すふれさん作詞作曲、BCさんアレンジのコンビによる初投稿作。キュートでキラキラした音が満載のコンテンポラリーテクノポップです。要所のコードアレンジがまた素晴らしい。
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