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2011.05.22 

極私的ボカロ良曲集(2011年版)



北米トヨタのTVCMでは初音ミクのCGと共にワールドイズマインが流れ、NHKラジオでは合成音声専門の音楽番組が始まったりとそろそろボカロ、UTAU等の合成音声も世間様に認知されてきた感がありますね。今ではTV番組のBGMやTVCMのナレーションに使われることも珍しくなくなり、店舗や街中で流れる有線、カラオケはもちろんビデオゲームなどでも時折ボカロの歌声を耳にするようになりました。HAL9000の歌う「デイジー・ベル」から三十余年、巷に合成音声の歌声が溢れるというのは感慨深いものがあります。自分もボカロを視聴し始めてもう4年目、ボカロフォルダに入っているお気に入り曲もゆうに500曲を越え徐々にHDを圧迫している有様。そろそろ飽きて来てもおかしくないレベルなんですが、未だに一日でも新曲を聴き逃すと焦燥感を伴う中毒症状に襲われる有様で、まだまだ付き合いは長くなりそうです。生まれてから大人になるまでずっとプロの生歌を聴いて育ったのだから、残りの余生は素人のボカロ曲を中心に聴いていくのも悪くないかも、とも思ったり。
さて、半年も経たない内から今年のベストというとさすがに鬼が笑いそうですが、書く事も無いのでいつもより四ヶ月早くズラリ並べてみました。残りの何ヶ月間は後からおいおい追加していく予定。

過去記事:極私的ボカロ良曲100選(2007~09年)
極私的ボカロ良曲集(2010年版)
極私的ボカロ良曲集(2012年版)
2013個人的ボカロベスト(ポップス寄り)


曲名あいうえお順、敬称略です。選曲は相変わらずポップス系中心ですが、相当ボカロ曲を聴き慣れたせいか、昨年一昨年よりも自分の好みが強く出たリストになってる気がします。
11/13追記:少し紹介コメントを加えてみました。音楽的素養はゼロの知ったかリスナーなので間違いがあったらゴメンナサイ。


複数のボカロを使用した厚いハーモニーでラテン系のミクスチャーロックを発表しているボカロP、ケツ乃風PことToreroさん。ボカロオリジナル6作目はボカロ四人娘のラップがテンポ良く踊るファンクロック。


エハミックさん7作目のニューミュージック風ポップス。自然で朴訥な調声は一聴しただけでは人の声と判別付かないほど。楽曲の良さもさることながら要所のコーラスワークも素晴らしい。


ジャズ志向のボカロPドグマ虫さんの5作目、バンドネオンの音色がピアソラを思わせる本格タンゴ曲。ルカの歌声が異様なまでにオケにマッチしています。


本格ジャズ畑からの実力派ボカロP、南欧Pことドグマ虫さん。ボカロオリジナル3作目は雰囲気渋めのR&Bバラッド。歌詞は恋太郎-Renさん。要所をシメる緊張感あるホーンセクションとキーボード、ルカの低音が十二分に活かされたメロ、コーラスにシビれます。


たけ(鍵盤無双P)さんの9作目のピアノバラード。ミクsweetの儚げなボイスが夏の終わりをしっとりと歌い上げます。サビに入る時の僅かなテンポアップ、幾重にも重なり合うコーラスが絶妙。


chez toots(ちぇず)さんのボカロ21作目のボサノバ風ポップス。歌詞は犬の十戒という海外の詩を和訳したものだそう。木琴、ピアノ、ギターとにかく全ての音が気持ち良い。


今更Pのかわいいポップソング。歌詞はkomikomimiさん。中毒性があるというか、上手く説明できませんがとにかく大好きな音で延々リピートしちゃいます。嫌になっちゃ~う♪好きだ。


あめちゃnの初投稿作、ゆったりしたピアノバラード。美しいメロと共に、自らと真っ直ぐ向き合う歌詞が心にしみ込んで来ます。


ふわりPの6作目、牧歌的なイメージのポップス。ふわりPの曲はシンプルな曲調があれよという間に盛り上がって、いつの間にか一緒に歌っている自分がいたりします。大声で、みんなで歌いたくなる素晴らしい作品。


音楽集団PlusToneによる初投稿作のポップソング。セミプロの方々でしょうか、いきなりアレンジがこなれていて凄い出来。歌詞は優しいあまり我慢しがちな人たちへエールを送っていてグッと来ます。


初投稿時からプロレベルだったれるりりさん。12作目はお得意のスガシカオ系ファンクナンバー。歪んだネット情報とそれに踊らされる人々を描いた歌詞が秀逸です。後でVocaloid3エンジンのGUMIが歌ったver.よりも断然こちらの方が好きですね。この曲はルカの声質にとてもマッチしていると思うのです。


Kusegumiさん16作目、後期コーネリアスやトクマルシューゴを思わせるアンビエントポップ。初期の連作「フィールドの風景」の集大成といった感じでしょうか。カワイイ音がてんこ盛りです。やっほー♪


PSGO-Zさんの4作目、風味堂を思わせる軽快なピアノポップをボカロPとミクがデュエットしています。御本人の素敵な歌声がミクの声とこの上なくマッチしていて聴かせてくれます。


まももPの22作目、ストリングスとピアノが映えるバラード。GUMIのハスキーな声が綺麗に伸びてキラキラしたオケに溶け込んでいます。重厚で難解な進行をさらっとポップに聴かせる手腕はさすが。


おいちゃんPのボカロオリジナル6作目は、女の子の切ない恋心を歌ったテクノポップ。


洋楽を基盤とした音作りをする816さんの23作目、オアシスを思わせるギターポップ・シューゲイザー。美しいコーラスワーク、歌詞、音の全てが大好きな俺的キラーチューンです。


ボカロだけでなく様々な曲のMIXで活躍しているかめりあさんのボカロ15作目。クラブミュージックとギターロックの融合といった感じの音作り。間奏で啼いてるギターがすてき。


主に「演奏してみた」でサックス演奏等を投稿していたtarezoさんのボカロオリジナル6作目。生演奏中心の涼やかなボサノバポップ。作詞はチョキさん。要所のテンポの変化が心地良くて聞き惚れちゃいます。


菅野よう子風から冨田恵一風まで何でも来いの達人アレンジャー、べっこー(夏空P)さんの8作目デジポップ。歌詞はcreamzoneさん。初期の難解さから吹っ切れたかのようなポップさが気持ちいい。


つるつるPの27作目はしっとりポップロック。跳ねるベースラインやハイハットが刻む軽快なリズムが心地よいナンバーです。


シンガーソングライターもじゃさんの原曲をれるりりさんがアレンジ、GUMIに歌わせたもの。適材適所で原曲の良さを生かしたアレンジがさすがの一言。ベースとオルガンいいなー。


この曲の公開時はみきとPといえばmiki、といえる程の代名詞的ボカロPだったので初のミクオンリー曲は非常に驚かされました。ボカロ10作目、カッティングもキレキレのギターロック。ハメ撮りを示唆する卑猥な歌詞も実にエロかっこいい。


takamattさん10作目のサーフミュージック風バラード。生声でもニュアンスを出すのが難しいと思われるメロを、GUMIのハスキーボイスがaikoばりのビブラートで歌い上げます。


ナナホシ管弦楽団さんのボカロオリジナル14作目。90年代のアニソンopを思わせる激しいギターロックです。いきなりクライマックスなサビの疾走感が素晴らしい。


れるりりさんの12作目はファンクギターがグワグワと吼えるノリノリロックチューン。要所のホーンセクションも盛り上げてくれます。


他のボカロPや歌い手のマスタリングでも活躍中のかごめP。ボカロオリジナル25曲目は結月ゆかり発売日当日にアップされたミドルテンポのロックナンバー。オケと音声の馴染み具合といい、既にゆかりで何作も作ってきたかような音源の使いこなしが凄いです。特に2:57辺りからの間奏がお気に入り。耳がとろける。


きくおさん5作目はプログレッシブなコンテンポラリージャズ。音の迫力がとにかく凄い。常に子供の死後の世界を描くきくおさんの世界観は、病的で恐ろしげながらある種の安らぎに満ちています。


べっこーさんのボカロオリジナル16作目、極上トリートメントのしっとりバラード。少々難解さを感じさせますが繰り返しの視聴に耐えるクオリティの高さこそがこの曲の真髄と言えるでしょう。


あめちゃn3作目のボサノバ風味のギターポップ。とても悲しい歌詞なのにポップな曲調でどこか前向きさすら感じさせるのが素晴らしい。泣けます。


エハミックさん6作目はクレージーケンバンドを思わせるアーバンなファンクロック。皮肉っぽい歌詞もかっこいい。冒頭の生声コーラスがソウルフル過ぎてメインのボカロ歌声とギャップがあるのはご愛嬌。


スゴ腕アレンジャーかつポップ職人chiquewaさんのボカロ16作目は、のんびりとしたリズムのホーンセクションが醸し出す甘酸っぱいラブソング。要所でブライアン・メイを思わせるエレキギターがギュンギュン鳴っていて思わずニヤニヤしちゃいます。


みきとP11作目は東日本大震災の復興支援応援曲として作られたアップテンポのギターロック。前向きで明るい歌詞に気持ちがパンプアップされます。


take_cokeさんボカロオリジナル2作目は踊りだしたくなるテンポとノリのダンスチューン。軽快な歌の節回しがとにかく気持ちいい。


クセのある音作りで俺に大人気の田中Bさんの11作目、ニューミュージック風のマイナーバラッド。友人によると凄くユーミンの影響が感じられるメロだとか。確かに情念めいたものが伝わってくる迫力があります。名曲。


twin-kleさん4作目は多重コーラスのアカペラソング。ゴスペルに沖縄メロディーが混ざったような多国籍な感じが実にいい。日頃感じないルカの声の響きの良さに圧倒されます。ルカはボカロのアカペラ曲に一番多く使われている印象。


ボカロ黎明期にミュージカル作品で活躍した黒Pこと、まろさんの復帰5作目。この曲はとにかく歌のテンポ、リズムが素晴らしい。ポップかつキャッチーなメロにキャラ立ちまくりの3人のキャラ劇が聴かせてくれます。傑作。


歌謡ポップスの名手あすなろさんの11作目、弾き語り風のポップソング。ギターやハーモニカの音色もさることながらビートルズを思わせる爽やかなコーラスワークもツボ。もういっちょ!


treowさんと並ぶエレクトロニカの雄Lemmさん3作目エレクトロニカ・ブレイクビーツ。巧みな展開が7分の長さを感じさせない作り。


FloatGardenさんの2作目は80年代の細野晴臣を思わせる和風ポップス。昔からこういう音やリズムが大好きなんです。延々リピートしちゃう。


ピアノの魔術師Watoさんの5作目は相変らず繊細な旋律が美しいピアノポップ。作詞はちょうやさん。アクセントの変拍子も自然にすうっと耳に入っていきます。さすがの一曲。


まろさん復帰二作目は半インストのエレクトロニカ・ブレイクビーツ。ビートの効いた無機的なオケにMEIKOのスキャットが映えます。


王道ポップスといえばこの人、うえぽんさんのボカロオリジナル5作目は年季を感じさせる恋人たちを描いたポップなラブソング。しっとりとしたオケが心地良いです。





あつぞうくんがアレンジしたふわPのポップソングをMiliaさんが歌い上げたボカロオリジナル歌ってみた。作詞はマルキンさん。相変らずいい声していて聞き惚れます。


フォークを基調としたオルタナティブな音作りが特徴的なアナルバージンP7作目のロックバラード。聴きどころは生声の揺らぎを微妙なニュアンスで表現した調声。圧巻です。


歌い手やアレンジャーとしても評価の高いボカロP、acane_madderさんのボカロオリジナル5曲目のポップバラード。環境音やコーラスワークなどacaneさん独自の音世界が余す所無く表現されています。要所のピアノやギターも素晴らしい。


東日本大震災のチャリティーソングとして作られたロックバラード。作曲roboさん、歌詞はbakerさんが担当。しっとりしたオケに抑え気味の調声がバッチリ合っています。


優しい歌詞の歌モノが得意な笛の踊りさん。6作目は90年代アニメのエンディングを思わせるアーバンなジャズナンバー。曲の良さは音源の良し悪しとは関係ないことを教えてくれます。聴き惚れます。


男の年季を感じさせるボカロP、けーすさんの11作目は90年代アニメのオープニングを思わせるギターロック。繰り返しに耐えるキャッチーで魅力的なサビメロに、泣きのギターがいい味を出しています。


Chiquewaさん11作目は儚げなミクAppendのウィスパーボイスが映えるピアノポップ。毎度のことながらアレンジが別次元。


最高にイカしたコミックソングを次々と発表し続けているトマ豆腐さんの本年度13作目。ビッグバンドをバックに開き直ったデブの独白を高らかに歌い上げる歌謡ミュージカル。いやこれ最高なんですけど。何度聴いても飽きないんです。




福本作品のMADなどで活躍していた不始末さんのボカロオリジナル2作目。ピアノを基調とした民族調プログレッシブ・エレクトロニカ。散りばめられた環境音の配置の良さに加え、ストーリー性に富んだ歌詞も素晴らしいです。


主にレンを使用した楽曲を発表しているILUさんのダンサブルなR&B曲。作詞は杉春さん。コーラスの絡み合いがセクシー。


けーすさん6曲目はスローなテンポのフォークソング。全体的に醸し出す脱力テイストがたまりません。ちなみに俺の本年度公式テーマソングに決定してます。


人が歌うことを特に意識して曲作りをしているボカロPの代名詞的存在、におP。本年度5作目はR&Bテイストを効かせた決別のラブソング。切なくて苦しい歌詞なのに聴いてるといつの間にか口ずさんでしまうんです。


ボカロ黎明期に完成度の高いポップスを連発したフナコシPの復帰後13作目。今回も1フレーズでそうとわかるフナコシ節が炸裂しています。大好きなんです。聴きながら歌っちゃうんです。


軽快なギターポップで人気の電ポルPことkoyoriさんの15作目は、今までの曲調とうって変わった和風テイストのマイナーなギターロック。記憶の片隅に追いやられたセピア色の世界へ連れて行ってくれます。


イカした伴奏にふざけた歌詞を載せ、主にネタ曲を投稿していたブルボンヌ雪村さんの17作目はオトナな雰囲気のジャズバラード。歌詞はjas39さん。本当にどうしちゃったの・・・別人の如き名曲です。


におさん得意のスケール感のあるボカロバラッドを歌い手の砂ゥさんが余す所無く歌い上げた「歌ってみた」。砂ゥさんの独特な歌声と歌唱スタイルが楽曲と絡み合って魅力をさらに倍化させています。素晴らしい。


なきゃむりゃさん3作目は完コピレベル(褒め言葉です)のパット・メセニー風コンテンポラリージャズ。テクニカルなギタープレイや特徴的なコーラスなどマジでパット・メセニー本人作じゃないのかと疑うクオリティです。凄過ぎる。


夏空Pことべっこーさん11作目はオレンジペコーを思わせる軽快なボサノバポップ。作詞ははいのことんさん。アレンジの良さは保障済み。GUMIのスキャットがシャバダバしていてドゥビドゥビに良いです。


インディーズのロックミュージシャンTEPPANさんのボカロ3作目。忙しさの中で忘れてしまった大事なものを思い出す泣きのロックバラード。物語性のある深い歌詞に加えて隙の無いオケの完成度はプロ級。
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