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2011.01.06 

MARK MORGAN「VAULT ARCHIVES」



主にテレビドラマや映画音楽などを手がける作曲家、マーク・モーガンによる1997年と1998年にPCで発売されたRPG「Fallout1,2」のサウンドトラック。現在インターネットレーベルAuralNetworkにてフリーダウンロードで配布中。
藤田新策っぽいジャケが無茶苦茶かっこいいこのアルバム。ナカミはインダストリアル系のアンビエント…まあホラー映画系の恐怖感を煽る劇判を想像すれば間違いありません。川井憲次を思わせる無機的で環境音楽的なサウンドが実に恐ろしい。ゴアバッグに群がる虫の羽音やレイダーに虐殺された人々の断末魔の声が聞こえて来るかのよう。黙示録の世界でもなお続く底知れない人間の狂気と欲望が空気を震わせて伝わってくる迫力です。私はFallout3から入った過去作未プレイのクチなので、どれが1の曲か2の曲なのかも分かりませんが実にウェイストランドらしい、ウェイストランドそのものの音だと感じました。それはもう箱○に読み込ませてカスタムサウンドトラックでプレイ中に流したいくらい。
Fallout 3はどちらかといえば劇判よりもラジオから流れる1930~40年代のオールディーズ、ジャズがとても印象的。特に興味もないジャンルだったので最初は違和感があったのですが、聴き続けるうちに耳に馴染んでいつの間にか歌詞を口ずさんでいる自分がいました。正直暗く薄汚れた下水道でグールの大群を相手にしたり、赤錆の浮いたVault内部でスーパーミュータントや閉所恐怖症と戦ってる最中に何度底抜けに明るいポップスに助けられたことか。場にそぐわないBGMの違和感さえプレイ中の心理に直結する仕様がたまりません。既存曲をうまく取り込んで世界観を深めていること(歌の歌詞が皮肉に聴こえる部分も多い)、なおかつ昔の音楽の良さを若い世代が再確認することにも繋がっているのが凄くいいですね。世界的に見れば歴史の浅い国が、こういうやり方で自国の歴史を振り返ることができるのかと感心しきりです。


シナトラも結構いいですね、ニューベガス早くやりたいなー。
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