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2009.04.12 

大場つぐみ&小畑健「バクマン。」1,2巻


「つーか結局面白いマンガって天才にしか描けないのかも・・・」
「じゃあ天才じゃない人が描いた一番面白いマンガってなんだろ?」(1巻P111より)


大場つぐみ原作&小畑健作画のデスノートコンビによる漫画家サクセスストーリー。
中学三年生の真城最高はただ過ぎていく日常と、夢のない自分の将来を思い浮かべては悶々としていた。ある日忘れたノートを取りに学校へ戻った真城は、一人教室に居残っていたクラスメイトの高木秋人と出会う。真城を待っていたと言う高木は、真城のノートに書かれた秘密を黙っている代わりに取り引きを持ちかけてくる。『俺と組んでマンガ家になってくれ』と。
アメコミ風&ノーマン・ロックウェルライクな表紙が印象的なステキ単行本。「まんが道」「編集王」「漫画家残酷物語」「吼えよペン」等、漫画家ものの名作は過去にいっぱいありますが、まさか週刊少年ジャンプでこういう類の作品が読めると思ってませんでした。昨今はエニックスお家騒動があったり雷句誠や佐藤秀峰の出版社との軋轢がニュースになったりと、生臭い漫画家の裏事情もネタとして身近になってきた感がありますが若いジャンプ読者としてはどうなんでしょうか。楽しめているんでしょうか。自分のような下世話な大人としては読者アンケートによる連載打ち切りも編集者と漫画家の力関係も面白くて仕方ないのですが。週刊誌を買う文化の無い家庭で育った人間なのでその辺りの話も実に新鮮なのです。嗚呼、毎週ジャンプを買ってる友達を尻目に廃品回収を心待ちにする切ない子供ゴコロを、誰か分かって下さるだろうか。
さて中身。序盤で別宅の仕事場を与えて主人公たちを実家から切り離し、プラトニックなラブストーリーを絡めてもう1本の柱に。以降は新人漫画家同士の連載枠をめぐるランキング争いに持っていく辺りが上手いなーと感じました。「巨人の星」ならぬ「ジャンプの☆」的な作品の位置付けからいって仲間割れによるコンビ解散や、他雑誌への移籍、漫画家挫折エンドとかは描かれる事が無さそうなので安心して読める感じです。続きが楽しみ。

関連リンク:「バクマン。」の暴露に秘められた想いマンガがあればいーのだ。
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