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2009.02.21 

ろくごまるに「封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)」


あんなにも私を殺したがっているのなら、あれに殺されてあげるのも悪くないんじゃないのか?そう、まったく思わないわけでもなかった。(P135より)

待ちに待った筈なのに、いざ現物を手にすると余りにも時間が短かった気がする。14年。人間の赤ん坊なら中学生になってるし、猫だと5、6世代目ぐらいか。考えてみたら外伝も合わせると全部で16冊も出ているわけで、これは一年一冊以上のペースで出ている計算にならないこともない。だから夏など誰一人待たなかったし、夏など来なかった。むしろ気づいたらいつでも夏だったのです。つまり何一つ問題なく封仙娘娘追宝録は出版され続け、大人気のうちに先日めでたくシリーズ完結のはこびになったと。そういうわけで、これにて一件落着。
様々な艱難辛苦を乗り越え、遂に和穂は全ての欠陥宝貝を集めて仙人に戻ることができた。しかしそこには龍華や殷雷、護玄らの懐かしい顔は一つも無く、和穂を待っている人達は誰もいなかった。そして仙界では仙人の頂点たる五仙の一人、有巣が逃れ得ぬ罠を仕掛けて和穂を待ち受ける。導果先生が重い腰を上げ物語を大団円へと導き始めれば、夜主と龍華の秘密が白日の下に晒され、塁摩の猛虎硬爬山が九遥山に炸裂する。朽ち果てた龍華の洞府、人間界と仙界の狭間を舞台に壊れた欠陥宝貝728個を身にまとった和穂仙人対五万の仙人軍団との超スペクタクルバトルが展開する!!
以上ネタバレ。


封仙終わってしまって非常に寂しいのでちょっとふざけてみた。作品的には7巻辺りから始まった鏡閃編が終わっただけで、大団円というほど物語の結末は描かれておらず完結編としては釈然としないのですが、これもまた一つの区切りでしょう。ひとまずろくごセンセお疲れ様でした。ゆっくり養生したらまた別のお話を描いて下さい。いつまでも待ってます。
上巻からの展開でようやく宝貝を集める為の長い長い旅路が終わると思ったら、突然龍華師匠が乱心してびっくり仰天。人も仙人も殺しに殺しまくってとんだラスボス状態に。過去と現在縦横無尽の大暴れで完全に主役の和穂を食ってしまう有様。本巻でも終極飯店と九遥山の麓の集落がまるでウィザードリィの城下町みたいな雰囲気で妙な具合です。いきなり世界存亡の危機とかRPG的というか何というか。"ここは俺に任せてお前は先に進め"をろくご作品で見られるとは思わなかったなー。世界の歪みは修復され、そして和穂と殷雷の旅はまだまだ続いていくわけです。正直なところ今まで出たキャラのその後や仙人になった和穂、その後の和穂の活躍を見てみたかったのでそこは残念でした。
これでファンタジア文庫の心残りはあと一つになってしまいました。そちらの方は順調なペースで刊行されているので遠くない未来で完結を見られるでしょう。結末が読みたいと待ち焦がれている時が一番楽しいのですよね。

過去記事:ろくごまるに「封仙娘娘追宝録9 刃を砕く復讐者(下)」
ろくごまるに「封仙娘娘追宝録・奮闘編5 最期の宝貝」
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