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2008.12.27 

アンドリュー・スタントン「ウォーリー」


「よく生き延びたなぁ、おチビちゃん。諦めずに・・・」

「ファインディングニモ」のアンドリュー監督&ピクサースタジオによるフルCG長編アニメーション映画。
地表がゴミに埋め尽くされ、環境が破壊し尽くされた未来の地球。そこに人間の姿は無く、動いているのはゴミ処理ロボットの『ウォーリー』ただ一体だけだった。友人である一匹のゴキブリをお供に黙々と仕事をこなすウォーリーの前に、ある日不思議な光が現れる。
ハートにズドンと来た。観てる間に3回泣いた。以下ネタバレ。


上映が吹き替えver.のみの近所の劇場で観て来ました。所々気の効いた文字訳があるだけで、一番心配していた日本語に翻訳された歌も流れず、アクシオム号艦長の声が草刈正雄でクソかっこよかった。A-10君ありがとう。所々に顔を出す数々のSF映画のオマージュや、ゴミとして登場する懐かしのアイテムも楽しい。ウォーリーの充電完了音がMacの起動音だとか、メインコンピュータの声がシガニー・ウィーバーだのと自分には言われないと分からない細かいネタも数多いので解説本欲しくなったり。自分が理解できる中では、床に投げ出された艦長が自分の足で立ち上がるシーンに「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れたのが素晴らしくて『うおっ』と思わず唸りました。「2001年宇宙の旅」ラストでボーマン宇宙飛行士が赤ん坊に回帰する時のベッドから「ウォーリー」にダイレクトで繋がったような、そんな奇妙な感覚がありました。
いやいや、そんなネタはどうでもよろしい。この映画の魅力はノスタルジー的な細部のネタじゃなくて「ウォーリー」「イブ」「メイレイ」の三言で通じ合うボーイ・ミーツ・ガールストーリーなんであって、他は別にどうでもいいんですよ。彼女の気を引こうと一生懸命な男>男は命掛けでさらわれた彼女を追いかける>出会った二人。でも彼女はメイレイ一直線、男はただ手を繋ぎたい>彼女は男の思いに気付く。しかし彼はもう・・・という流れが全てウォーリーのいっぱいいっぱいのボディ・ランゲージで行われるわけですよ。最高です。一途な想いが泣けちゃうんです。それが後のイブの『どうしよう、どうしたらいいの?』的オロオロ感とウォーリーの為に戦う勇ましさに拍車をかけるんです。
登場キャラクター達があんまり愛しいので、その後を想像すると暗澹としてしまうんですが。アクシオム乗組員の退化した肉体では地球環境は余りに厳しいかもしれない。艦長がした事は人類への裏切り行為だと非難される日が来るかもしれない。ゴキちゃんは駆除されて故障メカは処分されて・・・それでもウォーリーとイブの二人が幸せに暮らしていたらいいなぁと思うです。
あと本編上映前の短編アニメ「手品師プレストとウサギ」がバックスバニーノリですごい楽しかった。ディズニーっぽくない・・・というかもろルーニー・テューンズだよね。あんな短い時間内で笑わせて笑わせて最後に泣かせて完・璧。あのシルクハットのルールでアクションパズルゲーム作って欲しい。
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