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2008.07.21 

エド・ニューマイヤー「スターシップ・トゥルーパーズ3」


「彼を殺すの?自分と違う神を信仰しているというだけの理由で」
「でも間違った神です」


秩序ある国家における国民の権利と義務を余す所無く描ききったハインラインのSF小説「宇宙の戦士」を、鬼才ポール・バーホーベン監督が皮肉な視点でアメリカ軍国主義を笑い倒す傑作映画に仕上げた「スターシップ・トゥルーパーズ」のシリーズ最新作。
植民惑星を作るなど地球から宇宙へとその生活範囲を広げ出した人類。しかしそこに待ち受けていたのは巨大な虫型の宇宙生物バグズとの果てしない戦いだった。植民惑星ロク・サンの防衛基地で指揮を取るジョニー・リコ大佐は、ある日地球連邦軍の総司令官の視察を受けるが、時を同じくして防衛基地の電磁防御壁が消滅、雲霞の如く基地内に進入して来たバグズの群れに基地は壊滅状態に陥る。
ぼくらのヒーロー、ジョニー・リコが帰ってきたぜ~。前評判を聞いていろいろ心配していましたが、まごう事なき良作。スターシップ1の持っていたテーマを裏表とも忠実に継承、挑発的なメッセージを内包した実にシビれる続編になっています。取り敢えず挿入歌「死に日和」(youtube動画)の早急なCDリリースを熱望したい。以下ネタバレ。


呼び物のパワードスーツがあんまり活躍しなかったり(個人的には満足してますが)バグズの群れ対歩兵大隊の超スペクタクル大規模戦闘が無いので、不満に思う向きも多いかと思いますが限られた予算内でのメリハリの効いた作品になってると思います。やっぱりセットを作る金が無い時は砂漠惑星に登場人物を落っことすに限るぜ。キャスパー・ヴァン・ディーンの相変わらず逞しい肉体美はもとよりアンジェリーナ・ジョリー似の女優さんも想定GUY似の黒人さんもいい味を出していました。美女2人の祈りを受けて守護天使が如きパワードスーツ降臨とか惑星破壊爆弾で星が爆発するのをバックにカップルのキスなどトンデモな絵面もたまらない。各所に不謹慎で悪趣味な笑いが満ちていて楽しめます。
異なる宗教の対立、反戦運動への弾圧など911の影響を感じさせるテーマを盛り込みつつ、敵は虫だから話が通じないので皆殺し(たとえ話が通じても皆殺し)、最後は大量破壊兵器で住処と共に吹っ飛ばすという問答無用な展開が、現実が抱える様々な問題を視聴者に考えさせつつ『さぁ君も一緒に戦おう』でシメですよ。ふざけてます。最高です。
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