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2008.01.31 

ゴージャス宝田「キャノン先生トばしすぎ」


「グラビアは映像に、映像は生身の肉体にはかなわない・・・そして生身の肉体を凌駕できるのは個々人の妄想だけです。『妄想』にエネルギーを与え続けるイメージソース、それこそが僕の考える最良のエロマンガです」(P88より)

もう一月も終わるという日にあけましておめでとうございます。本年度も宜しくお願いします。新年の記事一発目はエロマンガということで以下は大人の判断で。

人気ロリコン漫画家、ゴージャス宝田の単行本7冊目。"天才少女"漫画家と売れない漫画家の愛欲と苦悩の日々を描く。
売れないエロ漫画家ルンペン貧太(30)はある日原稿を出しにドグマ出版社を訪れた際、偶然憧れのエロ漫画家巨砲キャノンに出会う。敬愛していた巨砲キャノンが実は1●歳のあどけない少女だった事に驚愕する貧太は、ドグマの牛田編集長と本人のたっての願いにより巨砲キャノンのアシスタントになってしまう。
エロマンガ買うのなんて久し振り。自分がエロマンガをドキドキして読んだ時代というと、森山塔とか中島史雄辺りまで遡ってしまうので年をくったもんです。エロマンガ雑誌では最近復活したホットミルクが初めて買ったエロマンガ雑誌になってしまう程で、どちらかというと熟女系写真集と官能小説が好きな思春期だった為、エロマンガにはあまり縁がありませんでした。
キャノン先生はたまたま雑誌連載分を読む機会があって単行本化を心待ちにしていた作品。これは面白いです。エロ描写はロリ&コミカルを信条に、主に笑いへ昇華されており、中盤から徐々に『自分にとってのエロマンガとは何か(主に作り手側)』的な裏テーマが前面に出て来て、なかなか読ませます。ある意味エロマンガの「まんが道」と言ってもいいでしょう。遅筆で寡作な貧太が過去のトラウマと向き合い、エロ漫画家に憧れた強い想いに立ち返り開眼する下りは胸が熱くなります。クライマックスでキャノン先生と貧太の過去と気持ちが重なり合うのも見事。Hの最中は淫獣みたいな(貧太談)トランス状態のキャノン先生が、心が通じ合った後好きな人の前で初めて恥じらいを見せるのもうまい。
でもこの作品を本当に感動できるのは「あの」時代を生きて、今現在漫画描いてる人なのでしょうね。多分自分はこの作品の真価を堪能できる立場にはいないので残念。小学生の頃はマンガ描いてたけどなー。あの頃の自分はどんな気持ちだったんだろう。もう思い出せません。

cannon.png

紆余曲折の末の変更だとは思いますが、キメのセリフはやっぱりこっちが良かったです。『バレるのが怖い』ではキャノン先生の慟哭に対してちょっと弱いような。言葉のリズムの良さも断然こちら。
最後に。本作はヒロインが未●●に加えほぼ修正無しなので、いろいろ大丈夫なのか心配になります。

関連リンク:ゴージャス宝田先生インタビューえろまんがけんきゅう(仮)
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この記事へのコメント
ネームが変わっていたとは知りませんでした。
情報感謝です。
そして、再読してもなお色褪せない魅力、この漫画を
また読みたくなる日が来るでしょう。
Posted by 内田 at 2009.04.23 17:37 | 編集
連載時にとてもいいセリフだと思ってたので
単行本読んで驚きました。
フィーリングで変更したのではなく
何か理由があるのでしょうね。
Posted by qpd at 2009.04.23 21:05 | 編集
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