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2007.08.27 

栗原亨「廃墟紀行」


廃墟は自然に朽ちて行くのが美しい。10年20年と風雨によって浸食され、無機物である建物が有機物へと飲み込まれてゆく・・・。(P58より)

廃墟探検家による廃墟写真集。ところは北海道から沖縄まで、建築物は食堂から病院まで日本中の廃墟を数枚の写真と共に紹介しています。主な物件としては最も有名な廃墟、長崎の軍艦島や映画、テレビのロケ地などに使用されている旧豊和製紙工場など。
私自身は特に廃墟に興味は無いのですが、偶然親戚の家が映っていたので購入。近所に結構有名な廃墟があるので一緒に写ってるかなーとパラパラめくって見たらビンゴでした。その廃墟自体は先日取り壊しが決定したので、もう少し経ったらこの世から消滅する模様。
廃墟とまでは行かなくても、廃屋や放棄された長屋とかならウチの近所にも結構点在してるんですが、廃病院や廃棄されたホテルなど巨大な廃墟というものは近隣住人にとって非常にやっかいな存在。夜間の気味が悪い威圧感に加え、族の溜まり場になったり浮浪者が棲みついたりと治安も悪くなるので困りもの。普段人が立ち入らない、周囲から内部が見えない閉鎖空間なので、とても事件が起こりやすい環境でもあります。最近も廃墟で若者の殺傷事件がありましたし、全くもって忌まわしい都会のジャングルです。怖。
本書では廃墟での軽はずみな肝試しを禁じながらも、探検グッズを紹介したりと少々違和感がありますが、どちらかというと廃墟を美しいと感じる廃墟マニア向けに作っているようです。私なんぞは夜の学校や病院を想像しただけでもキンタマが縮み上がる生来のビビリなので、廃墟探検なんてとてもとても。でもちょっと中を覗いて見たいなーとは思うのですよね、時々。そういう意味での覗き見の楽しさが本書には溢れています。廃屋はアレですが、日の光を浴びた松尾鉱山秩父セメントは確かに美しい。フルカラーの写真集が欲しいかも。

関連リンク:栗原亨HP「廃墟Explorer」
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