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2007.06.04 

ザック・スナイダー「300」


「スパルタ戦士たちよ、朝食はしっかりとっておけ!晩餐は"地獄"で取るからな」

古代ギリシャのテルモピュライの戦いを描いたフランク・ミラーの原作コミックを「ドーン・オブ・ザ・デッド」の新鋭が映画化。エログロ描写の為15禁。
紀元前480年のギリシャ。ギリシャの都市国家の一つ、スパルタにペルシャ帝国の使いがやってくる。使者のメッセージはただ『土と水』。その言葉の意味するものは「服従か死か」。幾多の国々を侵略してきたペルシャ帝国数十万の大軍団に小国スパルタが勝てる見込みは無かったが、スパルタ王レオニダスはペルシャの使いの態度に激昂、皆殺しにしてしまう。
TVでトレイラーを見て以来、ずーっと公開を心待ちにしていた作品。先行上映で観て来ました。重厚さを醸し出すセピア色のフィルムの中、赤いマントを身をまとった筋骨隆々の精鋭たちが、地平線を埋め尽くす大群を相手に獅子奮迅の戦いを繰り広げます。襲い来る敵の大群をファランクス陣形で迎え撃ち、長槍で刺す!剣で斬る!巨大な円形盾で押す!殴る!生首が飛び、手足が生き別れ、山に積み上げるは敵兵の死骸。スタッフロールまで血飛沫飛び散る徹底したバイオレンス描写がたまりません。以下ネタバレ。

面白かったー。レオニダス王の魂が奮い立つアジテーションとタフ過ぎて損がないスパルタ戦士たちの不敵さだけでも価値があると思います。アクションの要所にスローが効いているのも、適度にしつこくなくいい感じ。冒頭で青年時代の王が戦う狼が、いかにもCGという感じでちょっとガッカリしましたが他は気になる所はありませんでした。ペルシャ軍の切り札が指輪物語に出て来そうな巨大なオーガだったりするのは笑いどころ。
個人的には奇形や不具者、障害者達に対する視線の冷たさが気になりました。障害を持った赤ん坊を崖から落とすスパルタ教育は史実ですが、エフィアルテスが卑屈な裏切り者だったり、重い皮膚病持ちらしき神官たちが色とカネに汚かったりと『容姿が醜いものは心も醜い』と断じてしまっているのが辛い。そこに引っ掛かる人も多いのではないかと思います。自分はモンスターに感情移入する傾向があるのでその辺しんどかったです。セリフ一つでもフォローがあればなー。
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