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2007.02.09 

PS2「ゴッドハンド」


「あんな女助けちまうなんてツイてねぇ!」

「大神」「ビューティフルジョー」のクローバースタジオ(現在は解散)による格闘アクション。
遥か昔、魔王サタンは神の腕を持つ男「ゴッドハンド」によってステゴロで倒されたという伝説があった。時は流れ、文明が荒廃し暴力が支配する近未来。人類の支配者である悪魔たちは、ゴッドハンド狩りと称して無差別に人間の腕を切り落としていた。荒野を彷徨う風来坊ジーンはある日、ゴッドハンド狩りに遭っていた女性を助けたために自らの右腕を失ってしまう。ジーンが助けた女性は自らをゴッドハンド継承者の末裔と名乗り、ゴッドハンドの右腕をジーンに託す。
ベスト版で買った「大神」があまりに面白かったので関連で買って来たのですが、第一印象は『あれ?・・・もしかしてこれ、クソゲーなんじゃ・・・』。そんな私も今では一日一回プレイせずにはいられない立派なゴッドハンド中毒と成り果てました。説明不足に加えてシュールな世界観、懐かしのアーケードゲームを彷彿とさせる演出、在りし日のデコ(データイースト)を思わせるキャラ・テイスト、元ヒューマンの音楽担当によるハジけた楽曲の数々、そしてリトライ必至の骨太な難易度。その全てが渾然一体となってプレイヤーを危険な世界へいざなってくれます。
さて、昔ファミコンに「飛龍の拳」という格闘アクションがありまして、格闘部分は『心眼』といって自キャラ&相手キャラの上中下段にヒットサインが表示され、それを互いに狙い攻撃し合うというシステムでした。目まぐるしく入れ替わる攻防、一瞬のヒットサインを見逃せない濃密なプレイ感覚に当時はドキドキしたもんです。それを鮮やかに現代に蘇らせたのがゲームキューブのビューティフルジョーでした。真正面から敵を殴っても全く効きませんが、自キャラに表示されるヒットサインで敵の攻撃を見切り、そこに生じたスキに溜め込んだパワーを放出するカタルシス。それは正に「飛龍」のスリルと気持ち良さをパワーアップさせたものでした。そしてヒットサインこそ表示されませんが、ゴッドハンドの格闘部分の手触りは明らかにジョーの流れを汲むものです。普通に攻撃ボタンを連打していても最初のザコにすらガードされてしまいますが、相手のガードを崩し、敵の攻撃を右スティックで華麗に避け切った後は怒涛のフィーバータイム。延々殴り続け、蹴り続け、男も女もオカマもゴリラも悪魔や重機をも全てをボコにするこのノリ、勢いがゴッドハンドのキモといえるでしょう。
正直、楽しめる所へ行くまでにハードルが高い・・・むしろ楽しくなってきた矢先に幾度となく繰り返されるコンティニューの山に心を折られる始末で困ったもんです。このシステムでチュートリアル無しという初っ端からの投げっ放し加減はどうかと。少なくとも浮かせと吹き飛ばし属性の説明だけはすべきだったのでは。あと、倒した敵の体から突如起き上がってくる幽体の意味が未だに分かりません。誰か教えて下さい。
高田雅史&福田淳によるBGMもかなりステキな出来で大満足。久々にゲーム音楽でビビッと来ました。付属のサントラもCDデッキで絶賛ヘビーリピート中。いい意味で気合の抜ける脱力系ミュージックがバカノリのゲーム内容を一層際立たせています。ボイスを多用しているところがPCエンジンの超兄貴っぽい感じ。タイトル及び1面ではベンチャーズ風のギターサウンドで意表を突かれ、ボス戦(名前がエルヴィス)では野太いプレスリーボイスが響き、ウィーンぽい海上都市面ではアコーディオンによるタンゴ、かと思えばボス戦では激しいヘビメタギターが唸りを上げます。ジャンルも様々でバラエティ豊かな上、全体的に主旋律がハッキリしていてとても聴き易い曲ばかり。ミニゲームのPSGの曲からは大人のアソビの余裕すら感じさせます。
あと毎ステージに副題が付いてるのですが、どれも秀逸。好きなのは「大人の遊園地」「直径1kmのカニ」「奴隷はやっぱりムチが好き」。

関連:ゴッドハンド公式サイト
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