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2011.11.30 

FRYING DUTCHMAN「humanERROR」



音もメッセージも力があって非常にカッコいい。久々に音楽で気分がアガります、いやアジられるかな。最近わりと麻痺してきた3.11直後の恐怖心を思い出す感じ。もう大人だってのに無力な僕に何が出来るだろうか。
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2011.11.08 

最近のXBOXLIVEインディーズ


あなたは魔法犯罪のかどでアグナス刑務所に投獄された一匹のヤギ。知恵と勇気そして仲間のネズミの協力を得て迷宮のような刑務所から脱獄しなければならない。

書くことがあまり無いので最近やってるXBOX360のインディーズゲームを紹介してみる。とはいえほぼゲームメーターに書いた文の流用ですけどが。
一本目はSoulcaster1,2(同じくXBOXインディーズタイトル)を作った製作会社MagicalTimeBeanのEscape Goat。ゲームシステムやマップの配置、ドット絵やエフェクトなど多くの要素がソロモンの鍵を髣髴とさせる固定画面のアクションパズルゲームです。さすがにあちらほど中身詰まってたりしませんが、細部まで作り込まれていて遊びやすさは抜群。プレイヤーは二段ジャンプと空中ダッシュができる自機のヤギと狭いスキ間を通り抜けられる相棒のネズミをお供に迷宮を解き進めていきます。BGMも往年のテクモミュージックというか増子司っぽい感じで非常にカッコイイ(サントラはこちらからダウンロードできます)。あと仲間のネズミと羊が超カワイイ。お値段はエディットモードが付いてインディーズとしてはちょい高めの240ゲイツポイント(約360円)。

infinityd.jpg
あなたの短所を開発するために進化する全能な敵との戦い!2003年の日本のインディーズゲーム「Warning Forever」に影響を受けています。

二本目はmilkstone studio製作の無限危険。ツインスティックの2D全方位シューティングで、壊した箇所や順番でパワーアップするボスと制限時間内延々戦い続けます。画面右下にリアルタイムで表示されるワールドランキングの変動がプレイヤーの上達欲をかきたてる(煽る)作り。何本ものレーザーを避けつつばら撒き弾をかいくぐり、追尾ミサイルをショットで撃ち落しながら敵の武装を一つ一つ剥いでいくのは脳汁出ます。現在17面到達。もっと広いフィールドでタイム制限無しのエンドレスで戦っていられたらなーと思うほど後半の弾避けが楽しい。そしたらプレステのザンファインみたいな残りタイムに追いまくられる独自のスリルは無くなっちゃうんでしょうけども。値段は80ゲイツポイント(約120円)。

ranger.jpg
エルフの弓兵を使って全11面を戦い抜いて下さい。押し寄せる敵の大群に無理だ!と思ったらドラゴンを呼び出して一掃して下さい。

三本目はSilver Dollar Games製作のRanger。D&D的世界観のプーヤンといった趣の一画面シューティング。ボム有り。トリガーを押して離すという一連の動作が弦を引き矢を放つ画面上のキャラの仕草とシンクロしていて心地いいです。あと女性の英語音声がカルドセプトのそれに似ていてとてもイイ感じ。非常に艶っぽくて興奮します。とりあえず称号Doom stringでクリア。状況に合わせての魔法と武器アイコンの使いこなしや、ボム回復の使いどころなど非常に楽しめました。画面上を被い尽くす敵の群れに即死アイコンが降りてきた時の待ってました感といったらないね。良作です。値段は80ゲイツポイント(約120円)。

過去記事:XBOXLIVEインディーズゲーム「Aban Hawkins & the 1000 SPIKES」
XBOXLIVEインディーズゲーム「REVOLVER360」

投稿時間 15:45 | ゲーム | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2011.11.08 

麻生俊平「ザンヤルマの剣士」全9巻


「――――自分は、主人を渡り歩く人間を好まない。お前も自分の人生の主人になれ」
(ザンヤルマの剣士7「モノクロームの残影」P297より)


富士見ファンタジア文庫の歴史に燦然と輝く伝記ライトノベル。古代文明イェマドの強大な遺産"ザンヤルマの剣"を継承した青年矢神遼と他の遺産継承者たちとの闘いを描く。刊行期間は1992~1997年。ドラゴンマガジンに掲載された読み切り短編(長編シリーズ化以前のものは設定が異なる)を集めた外伝も一冊発売されている。
矢神遼は臆病で人付き合いが苦手な高校二年生。近々いとこの女の子が同じマンションに引っ越して来ると知らされ、毎日が憂鬱で仕方がない。ある日、学校帰りに行きつけのアンティークショップに寄った遼は、そこで奇妙な紳士と出会う。骨董屋らしきその男は遼に奇妙な形の短剣を手渡す。剣を手にしたその日から遼の周囲で人が殺され始め、しかも被害者は遼に不快な思いをさせた人間ばかりだった・・・。
ザンヤルマはドラゴンマガジンで連載されていた読み切り短編からのファン。これに出会った頃はライトノベルのアニメ脚本化やハーレム作品の流行、減り続ける単行本のページ数など色々な意味での薄さに閉口していた頃で、久々に本気で読める伝奇ジュブナイルの登場に感激したものです。毎回異なる人のエゴ、トラウマをテーマとして扱い、心の弱さを刃にして襲いかかる遺産継承者に対し、時には敵の主張に共感すらしながらもひたすら説得を試みる主人公矢神遼の、ともすれば愚かしい姿は思春期の自分のハートを激しく揺さぶりました。弱いのに曲がらない、弱いからこそ屈しない、それは新しいヒーロー像でした。ページ数はシリーズが進む毎に頼もしさを増していき、最終巻はオーバー500P。中身も濃厚なまま完結を迎えファンタジア文庫屈指の名作シリーズになりました。進化した文明は全てのものを個人化していき、自分以外には誰も使えないアイテムに囲まれて孤立していく・・・危険が無いので群れる必要も無い、無限に生きられるから子孫を残す必要も無い、そんなディストピア世界イェマドの設定は文明発展への警鐘を鳴らした往年のSF小説を思わせる深さがあります。
ザンヤルマの剣の本来の使用意図などはエヴァンゲリオンの人類保管計画を連想したりもしますが、クライマックスで内面世界に突入しそのまま出て来ることがなかったあちらよりも、テーマを完遂させており前向きな読後感を残すこちらの方が物語として完成されていると思います。単にこれは自分が自己犠牲的エンドが好きなだけかも。ラスト、過去に戦った遺産継承者たちが遼のことを少し想う描写はグッと来ます。
今改めて読み返してみると遼が恵まれているのはザンヤルマの剣を持っていることでも万理絵に愛されていることでもなく、神田川が友達にいるという事に尽きる気がします。自分と正反対の友人がいるって素晴らしいことですね。
投稿時間 14:42 | 小説 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
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