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2009.06.28 

浦沢直樹「PLUTO」1~7巻

pluto
「いいか、勉強しろ。勉強して、ロボットのいない世界を創れ」(3巻P110より)

国民的マンガである手塚治虫「鉄腕アトム」の1エピソードを「YAWARA」「MONSTER」の浦沢直樹がリメイク漫画化。
人間と寸分違わぬロボットが作られ、バーにロボット用のエネルギー飲料が並ぶ程社会にロボットが浸透した遠い未来。ロボットには人権を模したある程度の権利が与えられ、高性能なロボットには夫婦関係や子供のロボットを持てるケースも存在していた。ユーロ連邦ディンセンドルフ。ユーロポール・ドイツ支部に所属する刑事ゲジヒトは、ロボット法擁護団体の幹部が殺害された事件に遭遇、検問から逃亡した男を追い詰めるが・・・。
最終巻が発売されるという直前に今さらですが、面白かったー。私は結構いい年して「鉄腕アトム」を1話も読んだことがなく、アトムに特別な思い入れもないのでキャラ造形にも違和感無くスンナリとお話に入っていけました。アトム関連では海底超特急マリン・エクスプレスをテレビでリアルタイムで観たことがある位。浦沢直樹はパイナップルARMYがフェイバレット。
ゴルゴ13みたく世界情勢の時事ネタを上手く絡めて描いてあるなーとホント感心します。真相を隠して引っ張りまくる浦沢センセ独自のミステリー的演出に、真相を追って食い下がる主人公ゲジヒトのキャラクターがピッタリ。自らの役割と記憶に疑念を抱きながらも、孤独に戦い続けるゲジヒト超カッコイイ。6巻読み終わって完結したかと思っちゃったくらいゲジヒト好きです。有能で正義感溢れる理想のデッカード刑事という感じ。
全編に渡って酷薄かつ感情的な人間たちを相手に、優しく気配り溢れるロボット達が強烈に引き立っています。謎のロボットPLUTOとは?原罪を犯したのは一体誰か?ロボットと人間の未来は?とか大仰なテーマよりかは、1巻後半のノース2号のエピソードみたいなちょっと切なくて心温まる短編が浦沢センセの真骨頂だと思うですよ。
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投稿時間 13:45 | 漫画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
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