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2007.02.26 

太田出版「コンティニュー」vol.32


頭がとれ、腕がもげ、肉団子になったモビルスーツで、敵を倒す方法も無く逃げ惑う、このやるせなさ!「戦いに敗れるとはこういうことだ~!」と首なしモビルスーツで走り出すよ!人間だったらZ級だけど、モビルスーツなら頭が取れようが、手がもげようが全年齢対象のA級万歳!(P31より)

20代後半~30代後半向けゲーム雑誌コンティニューも創刊から早5年。今年も創刊号から毎年恒例のGAME OF THE YEARの季節がやって来ました。ここ数号はアニメ雑誌かと見紛うばかりに紙面がアニメアニメしていたので買っていなかったんですが、前31号はいい感じにゲーム記事が復活していたので嬉しくて買ってしまいました。今号も何だかんだでGAME OF THE YEARが非常に気になるので購入。メインのGAME OF THE YEARの他は、中川翔子×田尻智のポケモン対談、以前から次号予告にさんざん書かれていた特集記事「ゲーム雑誌クロニクル」がようやく始まっています。
そのゲーム雑誌クロニクルでは、大好きだったライターの石埜三千穂さんと驚きの再会。我が魂のゲーム雑誌、ヒッポンスーパーのスーファミレビュアー(ヒッポンのレビューはゲームハード1種につき1人)ですよ。スーファミユーザー、というかスーパーファミコンしかゲーム機を持っていなかった自分にとって、石埜さんのレビューは正に神の啓示みたいなものでした。石埜さんの文章が面白くて購入したソフトも数知れず。「スゲー石埜さんの言う通りこのゲーム面白えー」「何だコレ・・・石埜さん話が違うぜ!」みたいに一人で盛り上がっていました。ノスフェラトゥやワイルドガンズ、サンリオスマッシュボールを発売直後に楽しめたのはひとえに石埜さんのお陰。その節はお世話になりました。ゲーム雑誌の創刊から廃刊までをなぞる「ゲーム雑誌クロニクル」の今回と次回はゲーメストということですが、いずれファミコン必勝本もやるのかなぁ。あまり大塚ギチの口からはヒッポンの話を聞きたくないもんです。そうそう、コンティニューのGAME OF THE YEAR2006の結果は以下。

第1位 デッドライジング(XBOX360)
第2位 BULLY(PS2・日本未発売)
第3位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(Wii)
第4位 ギアーズ・オブ・ウォー(XBOX360)
第5位 カルチョビット(GBA)
第6位 超操縦メカMG(ニンテンドーDS)
第7位 大神(PS2)
第8位 地球防衛軍3(XBOX360)
第9位 SDガンダム スカッドハンマーズ(Wii)
第10位 エルダースクロールVI オブリビオン(XBOX360・日本未発売)

CEROZ級の18禁ソフトがトップを飾りなかなかオトナなランキングになっています。ゴッドハンドとリズム天国が入ってなくてちょっとガッカリ。サンドロットのソフトが2本ランク入りしていたり、XBOX360のタイトルが中心な割にネットプレイがメインなのは1本だけというのが面白いです。BULLYのレビューが面白くてちょっとやってみたくなりました。ところで週刊ファミ通も"ゲームのココロ"というコーナー内で「ゲーコロ的BEST OF THE YEAR」と題し去年から似た様な事をやっています。そちらの結果は以下の通り。

第1位 テトリスDS(ニンテンドーDS)
第2位 大神(PS2)
第3位 クロニクル・オブ・ダンジョンメーカー(PSP)
第4位 マジック大全(ニンテンドーDS)
第4位 ファイナルファンタジーIII(ニンテンドーDS)
第6位 ルーンファクトリー 新牧場物語(ニンテンドーDS)
第6位 龍が如く2(PS2)
第6位 ポケットモンスター ダイアモンド・パール(ニンテンドーDS)

こちらのランキングでも一時選考まではデッドライジングが生き残っていたんですが、仮に勝ち残ってもその楽しさを大っぴらには書けなかったでしょう。避けて正解だったと思います。最後に現時点での2006年発売の国内家庭用ゲームソフト販売本数TOP10を書いておきます。上記のランキングと見比べると面白いかもしれません。最終的には今一番延びているWiiスポーツが5位辺りまで来そうな感じです。

第1位 ポケモン ダイアモンド・パール(ニンテンドーDS)
第2位 Newスーパーマリオブラザーズ(ニンテンドーDS)
第3位 ファイナルファンタジーXII(PS2)
第4位 英語が苦手な大人のDSトレーニング(ニンテンドーDS)
第5位 大人の常識力トレーニングDS(ニンテンドーDS)
第6位 ドラクエモンスターズジョーカー(ニンテンドーDS)
第7位 ワールドサッカー ウイニングイレブン10(PS2)
第8位 テトリスDS(ニンテンドーDS)
第9位 Wiiスポーツ(Wii)
第10位 ファイナルファンタジーIII(ニンテンドーDS)

過去記事:太田出版「コンティニュー」vol.26
太田出版「コンティニュー」vol.24

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投稿時間 20:59 | 書籍 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2007.02.09 

PS2「ゴッドハンド」


「あんな女助けちまうなんてツイてねぇ!」

「大神」「ビューティフルジョー」のクローバースタジオ(現在は解散)による格闘アクション。
遥か昔、魔王サタンは神の腕を持つ男「ゴッドハンド」によってステゴロで倒されたという伝説があった。時は流れ、文明が荒廃し暴力が支配する近未来。人類の支配者である悪魔たちは、ゴッドハンド狩りと称して無差別に人間の腕を切り落としていた。荒野を彷徨う風来坊ジーンはある日、ゴッドハンド狩りに遭っていた女性を助けたために自らの右腕を失ってしまう。ジーンが助けた女性は自らをゴッドハンド継承者の末裔と名乗り、ゴッドハンドの右腕をジーンに託す。
ベスト版で買った「大神」があまりに面白かったので関連で買って来たのですが、第一印象は『あれ?・・・もしかしてこれ、クソゲーなんじゃ・・・』。そんな私も今では一日一回プレイせずにはいられない立派なゴッドハンド中毒と成り果てました。説明不足に加えてシュールな世界観、懐かしのアーケードゲームを彷彿とさせる演出、在りし日のデコ(データイースト)を思わせるキャラ・テイスト、元ヒューマンの音楽担当によるハジけた楽曲の数々、そしてリトライ必至の骨太な難易度。その全てが渾然一体となってプレイヤーを危険な世界へいざなってくれます。
さて、昔ファミコンに「飛龍の拳」という格闘アクションがありまして、格闘部分は『心眼』といって自キャラ&相手キャラの上中下段にヒットサインが表示され、それを互いに狙い攻撃し合うというシステムでした。目まぐるしく入れ替わる攻防、一瞬のヒットサインを見逃せない濃密なプレイ感覚に当時はドキドキしたもんです。それを鮮やかに現代に蘇らせたのがゲームキューブのビューティフルジョーでした。真正面から敵を殴っても全く効きませんが、自キャラに表示されるヒットサインで敵の攻撃を見切り、そこに生じたスキに溜め込んだパワーを放出するカタルシス。それは正に「飛龍」のスリルと気持ち良さをパワーアップさせたものでした。そしてヒットサインこそ表示されませんが、ゴッドハンドの格闘部分の手触りは明らかにジョーの流れを汲むものです。普通に攻撃ボタンを連打していても最初のザコにすらガードされてしまいますが、相手のガードを崩し、敵の攻撃を右スティックで華麗に避け切った後は怒涛のフィーバータイム。延々殴り続け、蹴り続け、男も女もオカマもゴリラも悪魔や重機をも全てをボコにするこのノリ、勢いがゴッドハンドのキモといえるでしょう。
正直、楽しめる所へ行くまでにハードルが高い・・・むしろ楽しくなってきた矢先に幾度となく繰り返されるコンティニューの山に心を折られる始末で困ったもんです。このシステムでチュートリアル無しという初っ端からの投げっ放し加減はどうかと。少なくとも浮かせと吹き飛ばし属性の説明だけはすべきだったのでは。あと、倒した敵の体から突如起き上がってくる幽体の意味が未だに分かりません。誰か教えて下さい。
高田雅史&福田淳によるBGMもかなりステキな出来で大満足。久々にゲーム音楽でビビッと来ました。付属のサントラもCDデッキで絶賛ヘビーリピート中。いい意味で気合の抜ける脱力系ミュージックがバカノリのゲーム内容を一層際立たせています。ボイスを多用しているところがPCエンジンの超兄貴っぽい感じ。タイトル及び1面ではベンチャーズ風のギターサウンドで意表を突かれ、ボス戦(名前がエルヴィス)では野太いプレスリーボイスが響き、ウィーンぽい海上都市面ではアコーディオンによるタンゴ、かと思えばボス戦では激しいヘビメタギターが唸りを上げます。ジャンルも様々でバラエティ豊かな上、全体的に主旋律がハッキリしていてとても聴き易い曲ばかり。ミニゲームのPSGの曲からは大人のアソビの余裕すら感じさせます。
あと毎ステージに副題が付いてるのですが、どれも秀逸。好きなのは「大人の遊園地」「直径1kmのカニ」「奴隷はやっぱりムチが好き」。

関連:ゴッドハンド公式サイト
投稿時間 22:18 | ゲーム | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2007.02.07 

雑誌ホットミルク


世間では食卓からの急激な牛乳離れが危惧されている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は度々腹を下しながらも牛乳だいすき。お蔭様で生まれてこの方骨折ゼロ、お通じも毎朝至極快調です。電子レンジで二分温めたアツアツの牛乳に、インスタントコーヒーを山盛り入れて戴くのが日々の楽しみ。理想は朝昼晩3杯飲みたいところですが、そうもいかず。妥協に妥協を重ねた上の就寝前の一杯で埋め合わせています。ホットミルクは大事な飲みもの。欠点はコップとスプーンにつく汚れが尋常じゃないことくらい。
使用(つか)ってるインスタントコーヒーのブランドは、安いので大抵ネスカフェエクセラの糞デカい250gのビンですが、理想はUCCのTHEブレンド。エクセラは粉末なので冷たいミルクでもすぐ溶けるのが利点ですが、THEブレンドは封を開けた時の芳醇な香りがグレイトで素晴らしいのです。一週間くらいで消えちゃうけど。若い頃からインスタントというとゴールドブレンドばかり愛飲してきたので、あのツブツブ=インスタントコーヒーのイメージが強いのです。溶ける前に飲んじゃったりするよ。
ところで紅茶ホットミルクはというと、味がピンと来ないのとパック出すのがメンド臭いのであんまり飲まないのですが、こないだ戴いたマンゴー紅茶を入れてみたら信じられないくらい美味しかったのでこの日記を書こうと思ったのですよ。確かにおいしかったけどマンゴー紅茶なんて・・・どこに売ってるんだろう。海外の缶詰とか売ってる高級食材店だろうか。
投稿時間 00:02 | 日記 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2007.02.06 

井上雄彦「バガボンド」1~24巻


「クク・・・変わってませんね。相変わらず自分以外の人間に興味のかけらも無いようだ」(14巻より)

「スラムダンク」の井上雄彦による吉川英治「宮本武蔵」の漫画化。
慶長5年(1600年)美濃国不破郡関ヶ原。天下分け目の大合戦に田舎から一旗挙げる為に参戦した二人の若者、新免武蔵と本位田又八はさしたる活躍も出来ないまま、落ち武者となってしまう。何とか落ち延びてある親子の家に匿われた二人だったが、そこでは野党集団、辻風組との戦いが待っていた。
スラムダンク、吉川英治の武蔵共に未読な私。この間『井上雄彦作品読んだ事無いんだわ』とポツリ漏らしたら友人が既刊全て貸してくれました。誰もが知っている日本一の剣豪の生涯なだけに、チャンバラ中心の大活劇だと思っていましたが意外や意外。主に武蔵が対峙するのは敵の剣客ではなく己自身の心。斬り合いの描写に比べると精神的なものが描かれる比重がかなり大きいです。腕前、技術といったものは努力と時間をかければ自然に身に付いて行くけれど、メンタル面だけは己の弱さと真正面から対峙しなければ成長しない。そして真剣勝負や修羅場でモノをいうのは技巧ではない。作中からはそんなテーマが伺えます。時代に乗り遅れた剣しか能の無い男が、太平の世で上を目指し懊悩しながら猛進していく姿は、現代に置き換えても人生の指針、精神的な指標に成り得るのでしょう。だからこそ長年読み継がれるベストセラーであり、吉川武蔵の人物的魅力なのだと思います。
が、しかし凡庸で怠惰な私には武蔵のパーソナリティーは眩し過ぎてなかなか感情移入できず。序盤から置いてかれっ放しです。どちらかといえば終始ヘタレなマザコン又八の方が感情移入しやすいです。でも又八だって傍から見ればいい感じにジゴロで大成しそうだよね。
作中一番惹かれたエピソードはの佐々木小次郎幼年期(14~15巻)辺り。現代語で描かれる男前の英雄譚から少し離れて、人間嫌いの初老の男とろうあの赤ん坊の生活が描かれるのですが、これが実にいいのです。セリフも話の展開も素晴らしいの一言。鐘巻自斎センセの自問自答と伊藤弥五郎のグサリと来る指摘が、心にビリビリ響いて痛いやら苦しいやらで大変です。このエピソードだけでも大きな価値があると思います。未読の方は是非。
投稿時間 01:32 | 漫画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
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