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2006.02.27 

冨田ラボ「プラシーボ・セシボン feat.高橋幸宏+大貫妙子」


いちどきに二つ(三つ)飲み下せば 胃潰瘍が恋に変わるよ
熱いキス交わした日にゃ 一層よく効くよ プラシーボ・セシボン


衛星テレビで流れていた冨田ラボのPV(プロモーションビデオ)をようやく観る事ができました。DVD-Rに落としてくれたT君に感謝。シングル「Like A Queen」「アタタカイ雨」では単なるイメージ映像っぽいものが流れていましたが、この「プラシーボ・セシボン」とずっと読みかけの夏(Youtube動画)ではそれぞれ一つの物語が展開されてグッと引き込まれます。
特に「プラシーボ・セシボン」がステキ。もう何十回と繰り返し観てます。舞台はとあるフレンチレストラン。料理がなかなか来なくてイラだつ客、彼女にフラれた青年、彼に待ちぼうけ食わされてる女性、どうしても納得のいく味を出せない調理場のソース担当・・・そんな煮詰まった状況に高橋幸宏大貫妙子が魔法をかけます。歌詞と連動して展開していく物語が非常にイイ。作詞はキリンジ堀込高樹で、歌詞自体のストーリーは"媚薬の話題で女を口説く男"。「冷める恋 草津の湯につかって暖めよう」だの「赤ひげも必要無い 魔法の処方箋」とか妙~な単語が出てくる辺り、さすが高樹兄ちゃんという感じです。レストランのステージで演奏している冨田さんが後半ギターを演奏し出したり、クローズアップされない他の客の動きも面白く細かい所まで凝った作り。PVとしてはアジカンの「君の街まで」以来のヒットです。幸宏さんのボーカルは何ともいえない味がありますね。大貫さんの合いの手、コーラスもバッチリ。ニューアルバム「shiplaunching」欲しくなりました。
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投稿時間 00:01 | 音楽 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.26 

アンドリュー・アダムソン「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」


「お前は王になった気でいるようだが――――犬のように死ぬんだ!」

先行上映で観て来ました。ファンタジー児童文学の原点、代名詞的存在の映画化。
第二次世界大戦化のイギリス。母子家庭のペベンシー四人兄弟は、爆撃が激しくなった都会を離れ田舎に疎開する事になる。世話になるのは気難しそうな教授の邸宅。到着早々かくれんぼがしたいと言い出した一番下の次女ルーシーに付き合う兄たち。ルーシーは隠れ場所に迷った挙句、大きな衣装タンスに隠れる。その奥には別世界が広がっていた・・・。
自分はナルニアを読むべき年齢に、ゲド戦記魔法の国ザンスランドオーヴァーの方へいってしまったので原作は未読。近くに読んでる友人もいなかったのでそんなに有名だと思っていませんでした。これはもう書かれて半世紀も経つんですね。元いた世界にはいつでも帰れる、という設定のファンタジーは今でも結構新鮮。他には「日帰りクエスト」位しか思い浮かびません。
映画は普通に面白かったです。兄弟の絆、偉大なるアスラン、恐るべき白の魔女。大規模な合戦シーンも迫力があり、セットの雰囲気も素晴らしい。ハリー・ポッター程俗っぽくなく、指輪よりも若干軽めな感じ。願わくば、もっと若い時に観たかった。きっと、もっと感動できたのに。
今作で私がグッと来たのは、白い魔女サイドのいわゆる「悪しきものたち」。ゴブリンやグール、ミノタウロスにオオカミ。白い魔女の迫力(シロクマ戦車と二刀流サイコー)、酷薄さもシビれますが、下品で醜く薄汚いものどもをどこまで描けるかで、そのファンタジーの(個人的)評価が決まったりします。その点、オオカミも将軍も生贄の儀式も非常に良かった。『どうせお前の戦争じゃないだろ?』とか敵のセリフに含蓄があるのがステキ。それに比べると全体的にアスラン軍の描写が不足気味なんですよねー。兄弟が生きてて良かったね、ばかりで戦友との絆とかあまり描かれてないし。
一本の作品として非常にまとまってるので、二作目がどんな話なのかちょっと想像つきません。そこらへん気になりますね。あとエンディングのアラニス・モリセットの曲がスゲーカッコ良かった。アラニス最高。
投稿時間 03:28 | 映画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.22 

小松亮太「ラ・トランペーラ~うそつき女」


タンゴを聴いてくれ!好きになってくれ!(ライナーノーツより)

日本の誇るバンドネオン奏者小松亮太の4thアルバム。ヨーヨー・マで有名なピアソラ「リベルタンゴ」からビル・エヴァンズ、映画「セント・オブ・ウーマン」で盲目のアル・パチーノがダンスを踊るシーンに流れる曲まで、バラエティ豊かな選曲で思うさまタンゴを楽しめます。小松氏自身は作曲はしていない模様。
これは・・・いつ買ったんだろう。「情熱大陸」のテーマ曲が入っているので多分それ目当てだと思いますが。小さな甥が騒いだ時はこのアルバムかけて踊らせてます。お役立ち。
タンゴというと自分は「12モンキーズ」を頭に思い浮かべます。確かテーマ曲がタンゴで、あの独特のミステリアスな世界観に見事にハマっていました。それからタンゴが聴こえてくる度にあのマークが思い出されるのです。バンドネオンにはアコーディオンの音色とはちょっと違う、謎めいた響きと"色気"があるですよ。
投稿時間 23:31 | 音楽 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.19 

太田出版「コンティニュー」vol.26


本作は正しく"バカゲー"であるという部分でクソゲーランキングに名を連ねているわけで、ブスに見えてブス可愛いというか、しっかり裏では彼氏とラブラブなので、その辺のブス達と一緒にしてはいけないのだとご理解いただきたい。(P55より)

表紙のランボルギーニガヤルドを背負った栗山千明がイカし過ぎる今号。今年もコンティニュー恒例、「GAME OF THE YEAR」の時期がやって来ました。その年のベストゲームを選出し、一年間のゲームシーンの総ざらいが行われます。メインのランキング以外にも編集部員個人のベストゲーム&クソゲーも紹介されていて興味深いところ。発行毎に増すサブカル加減に飽きてコンティニューを読まなくなったゲー好き諸氏も、今号ばかりは気になるんじゃないでしょうか。
「GAME OF THE YEAR 2005」結果は以下の通り。

第1位 おいでよどうぶつの森(ニンテンドーDS)
第2位 グランドセフトオート:Liberty City Stories(PSP・日本版未発売)
第3位 ワンダと巨像(PS2)
第4位 スクリューブレイカー 轟振どりるれろ(GBA)
第5位 SDガンダム ガシャポンウォーズ(GC)
第6位 バイオハザード4(GC/PS2)
第7位 nintendogs(ニンテンドーDS)
第8位 三国志大戦(アーケード)
第9位 Warriors(PS2/XB・日本版未発売)
第10位 シャドウ・オブ・ローマ(PS2)

「ゴッド・オブ・ウォー」「カドゥケウス」「バトルフィールド2」辺りがザクッと入ってるかと思いましたが。今年話題になったソフトが順当にランクインしている感じで、『何これ!?本当に面白いの?』というタイトルが無いのがちょっと残念。ランキングが好きな人は、こちらのレビュー投稿系ランキングと比較してみるのも一興です。ちなみに私がプレイしたソフトは一本も入っていませんでした。新作買ってないもんなぁ。私個人のベストゲームは以下の通り。

第1位 THE地球防衛軍2(PS2)
第2位 THEお姉チャンバラ2(PS2)
第3位 メテオス(DS)
第4位 脳を鍛える大人のDSトレーニング(DS)
第5位 THE鑑識官(PS2)

安いの最高。THE鑑識官以外は未だにプレイしてます。
今号の他記事としては、恒例インタビュー「○○を創った男」がガンパレード・マーチの芝村裕吏でした。私はガンパレの発売日に「ベアルファレス」を買っていたので、芝村ゲーはここに至るまでやった事がありません。あそこが分かれ道だったのかも。でも一度くらいはAI(人工知能)ゲーもやってみたいところです。

過去記事:太田出版「コンティニュー」vol.24
投稿時間 22:23 | 書籍 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.18 

ろくごまるに「封仙娘娘追宝録・奮闘編5 最期の宝貝」


その一言を待っていたのか、龍華は嬉しそうに笑った。
「見損なっただと?お前に人を見る目がないだけの話だろ。それを私のせいにされてもねぇ」(P114より)


2005年は3年振りに封仙娘娘追宝録、10年振りにサーラの冒険の新刊が出るという、富士見ファンタジア文庫における驚愕のサプライズがあったので、またしばらく"待ち"が続くのかなと思っていましたが、正月明け早々にもう一発来ました。封仙娘娘追宝録奮闘編(外伝)の5冊め。ファンタジアバトルロイヤルに連載された短編五編に、書き下ろし新作一編を加えた短編集です。
書き下ろしエピソードで殷雷刀無しの宝貝回収劇が展開される事以外、外伝になっても特にやる事は変わらないんですが、長編と短編の時間軸は明確でなくそれぞれ独立した感じ。短編のエピソードを知らなくても長編で戸惑うような事はありません。逆もまた然り。むしろ両方読んでる方が混乱するかも・・・。外伝4巻のエピソード「雷たちの饗宴」で百万世界の和穂&殷雷が登場、パラレルワールドの存在が明らかになりましたが、その勢いで本編9巻でもパラレルな展開が展開されて少々混乱気味。短編と本編の和穂は同一人物ではない?長編の和穂は氷の瞳の和穂?最終的にはキレイに説明されると信じたいですが・・・。
以下ネタバレ。

過去記事:ろくごまるに「封仙娘娘追宝録9 刃を砕く復讐者(下)」
続きを読む
投稿時間 22:00 | 小説 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.17 

長谷川裕一「轟世剣ダイ・ソード」全7巻


「私・・・でも・・・こういうの・・・にがてなの!ヘッセとかが好きなの。ファンタジーとかだめなの」
「そ、そりゃ、こまりましたね・・・」(2巻P53、54より)


「マップス」「クロスボーンガンダム」の長谷川裕一による異世界冒険ファンタジー。
93年1月26日早朝、九江州中学は全校生徒550名を乗せたまま突如異世界へ転移してしまう。何が起こったか分からずパニック状態に陥る生徒達。そこへ武装した怪物の集団が襲撃、学園は壊滅状態に。絶望的状況の中、生徒会長千導今夜は校内放送で「反撃して下さい!」と生徒達に呼びかけ、ベートーベンの交響曲第5番『運命』を大音響で流す。突然の轟音に怯んだ怪物達に対し、生徒達の反撃が始まった。
長谷川裕一は主にSF的な題材の作品を描く漫画家さん。壮大なスケールの世界観とその広げた大風呂敷を見事に畳み切る実力で熱狂的なファンがいます。特撮戦隊もの(ゴレンジャーとか)の造詣に深く、TVチャンピオン「悪役怪獣・怪人王選手権」で優勝したり巨大メカの考察本を発売する程の知識の持ち主。TVゲームにも明るく、以前電撃プレイステーションDのディスクに収録されていた氏製作のゲームデータ(デザエモン+)は、異様に気合の入った完成度の高いエログロシューティングでした(ネタは童羅あたりかな?)。
私は高校時代に読んだ「マップス」に衝撃を受けてファンに。氏の独特の絵柄はジャンプ、サンデーくらいしか読んでいなかった当時の私には違和感バリバリでしたが、すぐに気にならなく・・・むしろ『この絵じゃないとダメ』な感覚になるほどの面白さ。ピンチからの逆転、絶望から希望、そして大逆転と緩急のついた見事という他無いストーリー展開に当時の自分は虜になりました。
さて漂流教室+スーパーロボット+剣と魔法のファンタジー、といった風情の本作。長編としては「マップス」に勝るとも劣らない傑作だと思います。自分では火も起こせない、犬より強い獣には勝てっこない現代っ子たちが敵国のど真ん中に孤立無援。襲い来るは山を砕き海を干上がらせる巨大な人型兵器「神の武器」が七体。対するは本来の力さえ発揮できない「神の武器」ダイ・ソードが一体のみ。しかも使用できるのは七回だけ・・・もう書いているだけで興奮してくるたまらんシチュエーションです。
異世界"泡の中央界"の真実、「神の武器」の力関係、生徒会長千導今夜のカリスマと指揮能力、ユーリナ・王太・会長の三角関係、王太とダイ・ソードを結ぶ男の友情、王太の戦士としての成長・・・簡単には語り尽くせない魅力が本作には溢れています。クライマックスの展開もさすが長谷川裕一と納得できるクオリティ。最高です。
多くの連載を抱え多忙なせいか、アシスタントさんにまるまる1ページ作画を任せる事がダイ・ソード後半(コミック版「飛べ!イサミ」を書き始めた辺り?)から多くなりました。「クロノアイズ」ではちょっと(私の)限度を越えた感じ。話自体は相変わらず凝っていて面白いのですが・・・。手放しで人に薦められるのはダイ・ソードまでですね。残念。

関連リンク:長谷川裕一公式情報ブログ スタジオ秘密基地
投稿時間 02:30 | 漫画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.16 

NHK教育「トップランナー」ゲスト:冨田恵一



NHK「トップランナー」は様々なメディアの最前線で活躍する人間をゲストに招き、生い立ちや趣味、どんなきっかけでに業界に関わるようになったかなどを語ってもらうトーク番組。ゲストは主にデザイナー、芸能関係、スポーツ選手など。同ジャンルの番組「爆笑問題のススメ」は作家専門ですが、こちらはミュージシャン中心。
今回のゲストは音楽プロデューサー冨田恵一。キリンジの楽曲全般に関わるプロデューサーということで以前から楽しみにしていたのですが、本放送はうっかり見逃してしまい後悔しきり。ありがたい事に友人がハードディスクで録画していて見る事が出来ました。親しみのあるゆったりとした口調(次第に砕けた話し方になっていくのがステキ)で音楽プロデューサー業の何たるかから、生音へのこだわり、音楽についての考え方まで語ってくれました。実際にスタジオで中島美嘉の楽曲を(丁寧に解説しながら)アレンジするなどサービス満点。
世間一般で言われている音楽プロデューサーは企画屋、責任者、人集めのイメージを出ませんが、冨田さんの仕事は『依頼された楽曲を最高のものにする』為にオケを製作することで、かなり細かい作業までこなすアレンジャーという印象。新人をスカウトしてこういう路線で売り出そうとか、マーケティングリサーチなどからはかけ離れた世界にいるようです。スタジオミュージシャンとして職人的な佇まい。
マンション内に作られた雑然としたスタジオの景観から、冨田さんの実直な人柄が伝わってくる様でした。BGMにスティーリー・ダンが流れたりして個人的にグッと来たり。ルックス、雰囲気はまるで堀込高樹みたいでした。気が合いそう。

関連リンク:本人によるトップランナー出演の感想tomitalabのブログ
冨田ラボ 音楽製作方法ロングバージョンYouTube動画

投稿時間 00:22 | テレビ | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.15 

PS2「怒首領蜂 大往生」


このさきには
暴力的で
鬼のような
極殺兵器どもが
あなたをまっています。
それでもプレイしますか?


シューティングゲームの老舗、ケイブ開発のアーケードゲームで首領蜂(どんぱち)シリーズの4作目。画面を埋め尽くす程の敵弾幕(及び極小の当たり判定)、二周目最終ボスの凶悪な難度、「死ぬがよい」のセリフ等で話題を呼んだ前々作「怒首領蜂(どどんぱち)」の正統な流れを汲む続編。
このPS2版の移殖、発売を担当したアリカも高難度のゲームの開発で定評のあるゲーム会社ということあって、こだわりぬいた完全移殖が叶った模様。一流プレイヤー達による攻略DVDが付属、アレンジモード、プラクティスモードも追加されてスキのない作りです。スーパースィープの面々によるアレンジ曲への切り替えも嬉しい。下手の横好きというか下手の縦好きというか、ほぼ一日一回日課のようにずーっとプレイしているシューティング。井上淳哉氏のイメージイラストに惹かれて以来、ゲーセンでも家でもやり続けています。パッケージの絵はアレスタっぽさが最高。
イラストに惹かれてプレイし始めたので、当初は頑なにType-A:ショーティア(前面集中ショット:ショットパワーアップ:ボム最大6)の組み合わせで遊んでいましたが、多量のボムを駆使してもなかなか3面以降に進めず、ふとType-B:エクスイ(広範囲ショット:レーザー&ショットパワーアップ:ボム最大2)でプレイしてみるとあっさり4面に到達。結局ボムってその場凌ぎよりも、強力なレーザーとレーザー維持時の移動速度が生き死にを左右するんだと気付かされました。さらばショーティア。愛の無い主人でごめん。
未だに一周も出来ないヘタレですが、やってて楽しいし飽きる気配もありません。いつか二周目に行けるといいな。

関連動画:PS2「怒首領蜂 大往生」デスレーベルモードクリア動画 - YouTube 8年の時を経てついに人類はW緋蜂を倒した
投稿時間 00:16 | ゲーム | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.13 

ファミコン20thアニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックスVOL.1


1984年に発売された任天堂のTVゲーム機「ファミリーコンピュータ」の20周年を記念して発売されたゲームBGMのサウンドトラック。自分の様なファミコン直撃世代にはこたえられないタイトルを網羅(?)してvol.3までリリースされました。vol.1ではファミコン初期、およびディスクシステム初期の代表的なタイトルを収録。コンポーザーは近藤浩治(代表作:スーパーマリオブラザーズ)、田中宏和(代表作:MOTHER)両名の他、中塚章人(代表作:アイスクライマー)、兼岡行男(代表作:マリオブラザーズ)の4人。黄金期任天堂を代表するそうそうたるメンバーによる珠玉の曲群です。
チープなPSG音源を愛し、なおかつ青春の一ページとしても重要な位置を占める私にとっては正に他に比べるものの無い素晴らしい「音」ですが、それ無しに、初めてこのアルバムでこの音を聴いた若い人達がどう思い、感じるかというのは想像出来ないところです。でも嫌いな人でもなければ少なくとも『楽しくてテンポのいい音楽だな』とは感じるんじゃないでしょうか。今のゲーム音楽の様に流行り廃りや世界観がどうとか難しく考えた音楽じゃなく『アップテンポの楽しい曲』『タイムオーバーで焦らせる曲』『いかにも残念でした!というゲームオーバー音』等、単純かつ分かり易いものばかりなのがいいです。情感のこもった泣きのゲーム音楽もいいもんですが、単純なゲームには単純なリズムが合うのは間違いありません。
私は田中宏和さんのファンで「メトロイド」が大好き。特にタイトル画面のBGMの衝撃は忘れられません。大型機械が振動する様な恐ろしげな音に続いて流れる謎めいた音色に魅せられ、延々デモ画面を見ていた事を覚えています。ゲーム内BGMでも音に空白がある曲(ノルフェアステージ)が印象的。微妙な無音の一拍が何ともいえないリズムを生み出していました。氏は「レッキングクルー」や「パルテナ」などでも、リズミカルなベースに足音の様なスネアドラムが軽快に絡む絶妙なグルーブを作り出してきました。現在はクリーチャーズの社長となってもう楽曲は制作していないようですが、コンポーザーとしての復帰を強く願う次第です。
投稿時間 00:49 | ゲーム音楽 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.12 

サム・メンデス「ジャーヘッド」


これは俺の銃だ 世の中には似た銃があるが
これは俺の銃だ この銃なくして俺は無い


予告編を観てから上映を待ち焦がれていました。近所の劇場でやってて嬉しい。
18歳のスオフォードは親子三代に渡る海兵隊員。斥候狙撃兵として訓練を積む毎日。そこへイラク軍クウェート侵攻、というニュースが飛び込んで来る。時の大統領ブッシュは多国籍軍を率いイラクに宣戦布告、海兵隊も次々とイラクへ送られる。その部隊の中にスオフォード達、偵察狙撃隊STAの姿もあった。
名作と謳われる戦争映画、「地獄の黙示録」「フルメタルジャケット」が大好きな自分にとっては非常に笑えて面白かったです。両作ともイマイチ感情移入し難い部分があったり、ラスト尻切れトンボな印象を受けたりしましたが「ジャーヘッド」は尻尾までアンコが詰まった満足できる作品でした。
主人公スオフォードが同世代な事もあってか、隊員たちが口にするカルチャーがそのまま共有できるのでそこが大きいですね。「徹夜でメトロイド」「You're The Sunshine Of My Lifeを吹け」「暗黒面に来いルーク」「ジェームス・ディーンのジャイアンツみてーだ」とか、もう小ネタがビンビン琴線に触れます。「地獄の黙示録」を試写室で見ながらワルキューレの大合唱とかもう、もう。ステキ過ぎ。
そういうボンクラどもが戦地で現実を見てショックを受け>狂っていくというのが戦争映画のお作法ではありますが、スオフォード達は民兵とのゲリラ戦で(誰もが敵に見える)疑心難儀にかかるワケでもないので、空爆とミサイルで勝敗が決まる戦争において歩兵のアイデンティティを見失うという具合。空爆の実も蓋も無さが鮮明に映し出されています。それより何より自分が兵士で敵国にいる間は時間が止まり、家族、恋人といった本国の人々の時間は進んでしまうという置いてけぼりの悲しさが主人公の痛切に感じた事なのだなと感じました。
上官、司令官が話の分かるジョークの上手い人間として描かれているのが新鮮。ジェイミー・フォックス演じるサイクス三等曹長はいいキャラですね。油田炎上のシーンはまるで異世界。一見の価値はあると思います。
投稿時間 13:58 | 映画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.10 

スティーリー・ダン「Can't Buy A Thril」


そしておまえは宣誓し 反抗し 命を乞う
自分が相場師ではないという事実を(track.1「Do it again」)


ロックバンド、スティーリー・ダンの1stアルバム。1972年発売。
スティーリー・ダンというと、ジョジョ第三部で老ジョセフの脳味噌をコネコネしていたスタンド使いがそんな名前でした。グループ名の由来はドナルド・フェイゲン(ボーカル、キーボード担当)が高校時代の嫌な教師のあだ名、もしくはバロウズの小説に出て来るペニスの張型の名前が元とか。
キリンジの音楽的ルーツ、元ネタとしてよく名前が上がるので気になってて、聴くのを楽しみにしてました。最近ようやく購入。まず『スティーリー・ダン』という一人のアーティストだと思っていたので個人的に驚きを隠せません。最初は六人のグループだったんですね。つーか中心メンバー二人のうち、一人がドナルド・フェイゲンかよ!昔から聴いてたよ!
というわけで特に新鮮な驚きも無く、気持ちのいいAORが耳に馴染みまくります。やっぱり好きだなぁ、こういう音楽。一日中聴いてたいです。track.4「Midnite Cruiser」はサビとかがイーグルスっぽい感じ。キリンジの関連でいうと、影響を受けてるのは高樹兄ちゃんの方ですね。track.1「Do it again」のイントロは「汗染みは淡いブルース」が始まるのかと勘違いしそう。オケも全体的に影響を受けている感じですが、歌詞も顕著。シニカルな口調で社会的な事柄について歌っていて、ラブソングが一つもありません。『銃で撃ち殺す』とか『逃げ出したい』とかそんなのばっかり。track.6「Reein' in the years」の

ダイヤモンドを見たことがあるかい 手に持っているだけで
大事に思えてくるなんて 僕にはわからないよ


の下りが「ムラサキ☆サンセット」を連想させたりもします。自分が特に気に入ったナンバーはtrack.7「Fire in the hole」。今すぐ逃げ出したいぜソング。
6thアルバムの「エイジャ」ってきっとエイジャの赤石の元ネタですね、きっと。
投稿時間 00:03 | 音楽 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.09 

朝までいたスト


先週末、友人宅にお邪魔してゲームしてきました。メモリーカードを持ち寄って多人数プレイなんて随分久し振り。大学のサークル以来でしょうか。お題はPS2「カルドセプトセカンド エキスパンション」と「ドラクエ&FF in いただきストリートSpecial(いたスト)」。両方ともモノポリーから派生したボードゲームという事で、自分にとっては桃鉄よりも馴染みがあります。桃鉄ってば私いっつもボンビーが取り付いちゃってヘコむ事この上ないので好きになれません。
モノポリーは最初の方の安い土地を独占できた者勝ちという印象がありますが(シロートですみません)カルドセプトやいたストではマップが一方通行でなかったり、定数のサイコロカードで高い土地を回避したりと選択肢が色々あって『この地区を独占したら勝ち』みたいな事がないのがいいですね。いたストは強制5倍買いと株、カルドセプトはギャザリングっぽい戦闘がいい感じ。
私カルドセプトは初心者なので残念ながら順当にドベでしたが、いたストでは一度トップが取れたので救われました。いたストはコンピューターがランクDでも意外と強く、あやうく人間様が負ける所でした。その他カラオケも3時間(機種はUGA)歌って非常に発散できた一日でした。良かった。
投稿時間 00:00 | 日記 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.08 

樋口真嗣「CASSHERN BATTLE SCENE'S」


そのエネルギーは空間をゆがめて一気に
光学的に不可能な画角にひろがっていく!
☆手が伸びる訳ではありません
☆山田芳裕の「デカスロン」「ジャイアント」みたいな画角(P34より)


ようやくテレビで「CASSHERN」が放映されるという事でお祝いがてら紹介。「CASSHERN」DVD初回版に付属のハガキを出すともれなく貰えた(現在は終了)バトルシーン絵コンテ。ハードカバー全128ページで結構豪華なオマケです。著者は「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣。収録されているバトルシーンはツメロボ×哲也、軍隊×ツメロボ、爆弾ロボ×哲也など4つ。サグレーとバラシン戦は樋口氏の担当でない為未収録です。
昔は「風の谷のナウシカ」の絵コンテ本をちらりと見て『こんなものを面白がれる人間がいるんだろうか』と疑問に思ったもんですが、実際自分で絵コンテを切ってみる(大学の映画研究会にて)と、人の絵コンテも面白く読めるようになりました。画と画の繋がり、カメラのPAN(左右移動のこと。上下はTILT)やその速度、構図をどう確保しているのか想像するだけで楽しめます。好きな作品で何度も観ているのであれば尚更。作品とコンテの違いを比較して楽しむのもコアなファンならではの楽しみといえるでしょう。
樋口真嗣のコンテはその迫力に加えて「絵」の要求が凄いので実写での再現が難しいそうですが、映画と見比べるとなかなか上手いこと映像化出来ているんじゃないかと思います。省かれている部分は多いものの、変更してコンテよりも迫力を増しているシーンもあったり。(ルナを抱えワイヤーパンチを足場に飛んでいく場面とか)コンテの実現が無理ならばそれに替わるもっといいアイデアを、という現場の熱意が伝わってきます。
「CASSHERN」の後半はキャラクターの饒舌さにウンザリする人も多かったみたいですが、アクションシーンは評判いいんですよね。ツメロボを真っ二つに切り裂くシーンはショックでした。こういうハリウッドばりの活躍をみせる邦画スーパーヒーローをもっと観たいもんです。

関連:「CASSHERN」VFXスーパーヴァイザー木村俊幸インタビュー
投稿時間 00:00 | 書籍 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.07 

竹本泉「ねこめ~わく4」


「どーでもいいけどな百合子。お前しょっちゅう猫供に自分で考えろ考えろって言うが――――そのあとであれするなこれするなって言ってるんじゃ意味ないだろ」(P106、107より)

大好きな「ねこめ~わく」シリーズの3年振り、待望の新刊。
夏休みも終わりに近づいたある日、高校生の村上百合子は怪しげな太鼓の音とともに異世界へ召喚される。百合子の前に現れたのは二足歩行で歩き、人の言葉を話す猫たち。そこは人間が何千年も昔に進化させた猫をおいて地球を離れてしまった未来だった。猫たちの代表シマシマ・ハヤカワ(通称シマちゃん)は百合子に頼みごとがあると言う。最近宇宙船でやってきた人間の男が猫たちをいじめるので何とかして欲しいというのだ。
男の方がファンの多い少女漫画家竹本泉。ラブストーリーでもない、アクションでもない不思議でノンビリした世界観を描いて定評があります。この「ねこめ~わく」は何だかんだで14年も続いているライフワーク的作品。作者によると『終わりにもっていくきっかけがつかめない』んだとか。百合子、マイヤーら人間たちと、シマちゃんら猫サイドの交流を中心にゆったりとした日常が描かれます。私が好きなキャラクターは唯一人間を妄信しない黒猫クロフ・J・カーター(通称クロちゃん)。
普段は呼び出されてもお茶して帰るだけの百合子ですが、そこは人間の文明を忠実に受け継ぐ事を一番の使命とする猫たちのこと、なかなか軽はずみな事は口にできなかったりします。『きれいな海。私達の海はヘドロとゴミで汚れていて・・・』と口にすれば海を汚そうとしたり、『私達の世界はビルが多くて空が狭いの』と言えば無闇に大きく家を作ったりと、極端な行為に走る猫たち。大抵の騒動は猫嫌いのマイヤーがおもしろ半分にシマちゃんをそそのかして引き起こされてるんですけど。でも猫たちが軍隊を作った時は、さすがにマイヤーも真面目に対処していてちょっと見直しました。
さて4巻。3巻で猫好きの宇宙飛行士ヨーリスが加わり、百合子も自分の役割(猫に友好なアドバイザー)は終わったと感じている描写があったので最終巻だと思ってましたが、続くみたい。
投稿時間 00:01 | 漫画 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.06 

ニンテンドーDS「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」


先日からやってるえいご漬け。学生時代英語は好きだったし、どんな感じでトレーニングするのか興味があったので購入。
元々PC用に出ていた学習ソフトをDS向けにアレンジしたものらしく「脳を鍛える大人のDSトレーニング」とタイプは似ていますが、こちらは英文の発音をひたすら聞いて書く、聞いて書くの繰り返し。そこにはゲーム的な要素はありません。おまけのクロスワードパズルや書き取りマラソンは、あくまで「おまけ」。とにかくアルファベットを書かされるので、それが面倒くさい人には向いてないかもしれません。問題は5問づつとペース配分は自分で選択できるんですが。
自分は元々記憶している単語数が少ないと自覚していたんですが、案の定詰まる詰まる。初期のトレーニングでも知らない単語が結構あって往生しました。正直『全く英単語を知らない人』はこのソフトのターゲットでは無いみたいなので、高1くらいの単語の蓄積はあった方がいい模様。知らないって、聞き取るとか以前の問題だもんなぁ。英和辞典引っ張り出して、久し振りにちょっと勉強しよう。
問題に正解した際、文をリピートするか褒めてもらうか選べる仕様はステキ。タイトル画面の早口言葉みたいな歌もポップでお気に入りです。延々リピートしちゃう。

関連リンク:英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬けRambling Man
      「教授」の真の後継者は「えいご漬け」忍之閻魔帳
投稿時間 00:03 | ゲーム | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
2006.02.05 

国本剛章「20世紀ファミコン少年」


待ちに待ったゲームミュージックアルバム「20世紀ファミコン少年」が遂に届きました。20世紀ファミコン少年は国本剛章(キノコ)さんが過去にハドソンのファミコンソフトに提供した曲を集めたもので音楽CD2枚組の大作です。収録タイトルはチャレンジャーやスターソルジャー、忍者ハットリ君などファミコン世代なら誰でも知ってる名作タイトルばかり。(収録曲リストはこちら、画面かなり下の方)早速楽曲の素晴らしさと懐かしさに感動しながら聴きまくっています。
ファミコンにプログラムされる以前の生音源(ブログの記載によるとMSX+FM音源+ヤマハ・ミュージックコンポーザー)という事で、耳慣れたあのファミコンPSGサウンドとは少々異なる音色。主旋律はジャズオルガンの音に近いでしょうか、想像よりマイルドな感じです。そして楽曲の楽しさは言うまでもありません。思わず踊り出しそうな楽しいテンポの曲から勇壮な曲まで、様々なバリエーションの曲が収録されています。短い繰り返しの曲が大半だというのに何故こうもポップかつキャッチーなんでしょうか。それはもうイントロからプレイヤーの心をグッと掴む勢いがあります。諸般の事情でゲームに収録されなかった未使用曲も一様にクオリティが高く、思うさま国本節を堪能できます。
CDに触発されてアドバンスのハドソンコレクションを買いに行ったんですが、軒並み売り切れててガッカリ。仕方ないのでスーファミのシューティングコレクション(画像)を引っ張り出して一通りプレイしました。う~ん、ヘクター87はやっぱり一面クリア出来ないよ・・・。

過去記事:ハドソンのファミコン音楽
投稿時間 18:55 | ゲーム音楽 | コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加 |
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